特許
J-GLOBAL ID:201103089447542557

ホスト間通信を使用した仮想サーバのデータの通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 学 ,  戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-000870
公開番号(公開出願番号):特開2011-141635
出願日: 2010年01月06日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
【課題】 従来の技術では、ソフトウェアのみで生成された仮想LANアダプタは、単一の物理サーバ上に配置された仮想サーバ間のデータ転送は可能だが、異なる物理サーバ上に配置された仮想サーバ間のデータ転送には使用できない。 また、LPAR移動機能において、異なる物理サーバ上で仮想計算機を移動させた場合、移動前には仮想LANアダプタを使用して通信可能であった他仮想サーバとの通信は使用不可となる。【解決手段】 複数の物理サーバ上で動作するそれぞれの仮想化機構に対し、相互に通信を許可する仮想化機構、および仮想サーバのグループを定義し、仮想化機構上に配置された仮想サーバ間の仮想LANアダプタを使用した通信において、通信の宛先仮想サーバが同一仮想化機構上に配置された仮想サーバでない場合、通信対象のデータを仮想化機構間の通信を使用して、宛先の仮想サーバが配置された仮想化機構に送信し、仮想化機構を経由して宛先仮想サーバにデータを転送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の実計算機を備える計算機システムにおいて、 前記複数の実計算機はネットワークを介して接続されており、演算部と、記憶部と、前記実計算機上で1つ以上の仮想計算機を実行する仮想化機構とを有し、 前記仮想化機構は、ある仮想計算機から、異なる前記実計算機上の他の仮想計算機へデータを転送する際に、前記他の仮想計算機が実行されている実計算機のアドレスを特定する宛先仮想化機構判定部と、異なる前記実計算機上の仮想計算機からのデータの転送であることを示すフラグを含む付加情報を前記データに付加する送信データ生成部と、異なる前記仮想化機構が通信するための通信制御部とを有し、 前記記憶部は、前記仮想計算機がデータを送信する際に使用する送信バッファを有し、 前記ある仮想計算機は、前記データの送信先仮想計算機を指定するアドレスを含む送信データを前記送信バッファに格納して送信要求を発行し、 前記宛先仮想化機構判定部は、前記送信データの含むアドレスから、各仮想計算機に割り当てられているアドレスを管理するアドレス情報を有し、前記アドレス情報を参照して、前記送信要求の発行された送信データの含むアドレスが指定する仮想計算機が実行されている送信先の実計算機のアドレスを特定し、前記特定した送信先の実計算機のアドレスと、前記送信データとを送信データ生成部に転送し、 前記送信データ生成部は、前記送信データに前記付加情報を付加して新たな送信データを生成し、前記新たな送信データと、前記送信先の実計算機のアドレスとを前記通信制御部へ転送し、 前記通信制御部は、前記送信先の実計算機のアドレスへ前記新たな送信データを転送する ことを特徴としたデータ通信方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 ,  G06F 13/00
FI (2件):
G06F9/46 350 ,  G06F13/00 353C
Fターム (11件):
5B089GA02 ,  5B089GA04 ,  5B089GA32 ,  5B089GB01 ,  5B089GB07 ,  5B089HA06 ,  5B089JA11 ,  5B089KA11 ,  5B089KB01 ,  5B089KC12 ,  5B089KG03

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