特許
J-GLOBAL ID:201103089552045143

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 敬 ,  岡田 義敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-273124
公開番号(公開出願番号):特開2011-118495
出願日: 2009年12月01日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】車載カメラで撮影した市街映像や手持ちカメラで撮影したビデオ映像には、意図せざる歩行者や電柱、街路樹などの前景物が障害物として写りこむことが良くある。このようなにカメラが動くことを前提とした、映像からの障害物除去手法は、既存技術の組み合わせで実現できると考えられるが、過去に具体的なシステムとして提案された例はあまり無く、実際のシステムにおいて、高い精度で安定した除去を実現することは容易ではない。【解決手段】本発明では時空間画像解析を用いて、前景物のみを効率的に除去する手法を提案する。特に、本発明では、撮影対象物としてビルや家屋など、市街地が主に平面構造で構成されることに着目し、平面ベースでのSFMを用いて、前景物体を自動的に除去する手法を提案する。時空間解析を利用することで、従来手法では難しかった屋外環境における歩行者や街路樹、電柱など複雑な障害物を効率よく除去することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空間を移動する撮影手段にて、第1オブジェクトと、前記撮影手段との距離が前記第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトとを撮影することで取得された画像列から、前記第2オブジェクトを除去する画像処理装置であり、 前記第1オブジェクトが画像上の同じ座標に配置される第1画像列を積層することにより、時空間ボリュームを生成する第1計算部と、 前記時空間ボリュームにおいて時間軸方向に平行なスキャンラインの線上、または前記スキャンラインの周辺の前記時空間ボリュームにてヒストグラムを作成し、最も頻度が高い色を前記スキャンラインの色と認定し、この認定を前記第1画像列に含まれるピクセルに対して行うことで、前記第2オブジェクトが除去された第2画像列を生成する第2計算部と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
G06T 5/00
FI (1件):
G06T5/00 300
Fターム (13件):
5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE02 ,  5B057CE06 ,  5B057DC16 ,  5B057DC23 ,  5B057DC25

前のページに戻る