特許
J-GLOBAL ID:201103089581605000

コンクリート壁体の開口工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-314169
公開番号(公開出願番号):特開平3-175006
特許番号:特許第2557114号
出願日: 1989年12月05日
公開日(公表日): 1991年07月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】ワイヤソー工法によりコンクリート壁体に開口部を形成する際に用いられる開口工法において、開口部の形成予定個所の周囲に沿って少なくとも3箇所以上の孔部を穿設する工程と、各隣接する一対の孔部に、軸方向にネジ部が刻設されたネジロッドであって一端に当該ネジロッドを回転させる回転駆動モータを備えるとともに、スリーブが螺着され、かつ当該ネジロッドに対して固定的に取付けられた固定プーリ及び前記スリーブに取付けられた移動プーリを備える一対のネジロッドを各々挿入し、挿入した前記ネジロッドの前記固定プーリ間及び前記スリーブ間に連結板を架設し、コンクリート切断用の切削ワイヤを前記固定プーリ及び前記移動プーリの周囲と切削ワイヤを周回回転させる切削装置とに捲回張設し、前記一対のネジロッドを回転駆動して、前記連結板とともに前記移動プーリを前記ネジロッドの軸方向に移動させつつ前記切削ワイヤを周回回転させることにより、前記孔部間を切削して切断面を形成してゆく作業を、前記各隣接する一対の孔部間に順次繰り返してゆくことにより、開口部の形成予定個所の周囲をコンクリート壁体から切り離す工程と、一端に回転駆動モータを備えるとともにスリーブが螺着されたネジロッドを、少なくとも3箇所以上の前記孔部に各々挿入設置した後、各スリーブに切削ワイヤを係止し、ネジロッドを回転して各スリーブをネジロッドの軸方向に移動させることにより、一箇所の隣接する孔部の間の切断面を除いた開口部の形成予定個所の周囲の切断面に、切削ワイヤを配置する工程と、前記切削ワイヤを配置しなかった切断面を挟む一対の孔部においてスリーブに取り付けたプーリにより切削ワイヤを捲回係止しているネジロッドを除き、これ以外の孔部に挿入したネジロッドを、前記切削ワイヤの係止を解除して、切断面に切削ワイヤを残置延長させた状態で撤去する工程と、切削ワイヤを周回回転させる切削装置によって、前記切削ワイヤに張力を与えながら周回回転させることにより、開口部の形成予定個所の底部をコンクリート壁体から切り離す工程と、このようにして周囲及び底部を切り離された開口部の形成予定個所に位置するコンクリート塊を撤去する工程とからなることを特徴とするコンクリート壁体の開口工法。
IPC (3件):
B28D 1/08 ,  E04G 23/08 ,  E21B 11/06
FI (3件):
B28D 1/08 ,  E04G 23/08 D ,  E21B 11/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-149110
  • 特願平1-314170
    出願番号:特願平1-314170  
  • 特公昭35-005576

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