特許
J-GLOBAL ID:201103089871389793
電子楽器の鍵盤装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
瀧野 秀雄
, 松村 貞男
, 瀧野 文雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-163525
公開番号(公開出願番号):特開2011-017959
出願日: 2009年07月10日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】当接部材保持部に当接部材を固定する際の作業性効率の向上を図りつつ当接部材保持部と当接部材との固定を強化して当接部材が当接部材保持部から剥がれたり脱落したりするのを防いだ電子楽器の鍵盤装置を提供する。【解決手段】鍵2、ハンマ3が、演奏者の押鍵又は離鍵操作に応じて回動自在にフレーム4に支持されている。ハンマストッパ5、6、鍵補助ストッパ7が、フレーム4に設けた保持部42a1、44a、41c1に固定保持されていて、鍵2、ハンマ3と当接する。フレーム4は、ハンマストッパ5、6、鍵補助ストッパ7を金型内にインサートして射出成形されている。これにより、ハンマストッパ5、6、鍵補助ストッパ7とフレーム4との間には、ハンマストッパ5、6、鍵補助ストッパ7内にフレーム4を構成する樹脂の一部が溶融して浸透し、その後固化して形成される融合層が設けられる。この融合層によってフレーム4にハンマストッパ5、6、鍵補助ストッパ7が固定保持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
演奏者の押鍵又は離鍵操作に応じて回動自在にフレームに支持された回動部材と、前記回動部材のストローク領域の少なくとも一部で前記回動部材と当接する当接部材と、前記フレームに別体に設けられ前記フレームに固定された、または、前記フレームと一体に設けられた、前記当接部材を固定保持する当接部材保持部と、を備え、前記当接部材保持部が、樹脂の射出成形によって形成されている電子楽器の鍵盤装置において、
前記当接部材内に前記当接部材保持部を構成する樹脂の一部が溶融して浸透し、その後固化して形成される融合層が設けられ、
前記融合層によって前記当接部材保持部に前記当接部材が固定保持されている
ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
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