特許
J-GLOBAL ID:201103090137078980

土中水分水位検出装置及びこれを用いた斜面崩壊予知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 三彦 ,  岡本 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-194198
公開番号(公開出願番号):特開2011-047676
出願日: 2009年08月25日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】 斜面の土中水分量と地下水位を測定することで斜面崩壊の発生を予知する斜面崩壊予知システムにおいて、設置作業やメンテナンス作業の負担を増すことなく、単一の装置で土中水分量と地下水位の両方を測定可能とする手段を提供する。【解決手段】 本発明に係る土中水分水位検出装置3は、一端が密封され他端が開口された管状の部材で土中21に埋め込まれる超音波導波管6、及び超音波導波管6の密封側に設けられる超音波送受信素子を有する検出器5と、反射波32の最大振幅に基づいて土中水分量を検出する一方、超音波30の送信から反射波32の受信までに要する伝播時間に基づいて地下水位面33の位置を検出する制御部25と、を備えるものである。また、斜面崩壊予知システム1は、土中水分水位検出装置3が斜面2に設置され、制御部25が、反射波32の最大振幅及び伝播時間に基づいて、斜面2が崩壊する旨の警報を発するものである。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
一端が密封され他端が開口された管状の部材であって、開口側を下にして内部に土が入らないように土中に埋め込まれる超音波導波管、該超音波導波管の内部における密封側に設けられ、開口側に向けて超音波を送信する超音波送信素子、及び前記超音波導波管の内部における密封側に設けられ、前記超音波送信素子から送信された超音波のうち、開口側端部の土表面で反射して或いは前記超音波導波管の内部に浸入した地下水位面で反射して戻ってきた反射波を受信する超音波受信素子、を有する検出器と、 前記超音波導波管の開口側端部付近での土中水分量を、前記超音波受信素子が受信した反射波の最大振幅に基づいて検出する一方、土中の地下水位の位置を、前記超音波送信素子が超音波を送信してから前記超音波受信素子がその反射波を受信するまでに要する伝播時間に基づいて検出する制御部と、 を備えることを特徴とする土中水分水位検出装置。
IPC (5件):
G01V 1/00 ,  G01D 21/00 ,  G01F 23/28 ,  G01V 9/02 ,  E02D 17/20
FI (5件):
G01V1/00 A ,  G01D21/00 D ,  G01F23/28 S ,  G01V9/02 ,  E02D17/20 106
Fターム (16件):
2D044EA07 ,  2F014AA02 ,  2F014AB01 ,  2F014AC00 ,  2F014FB01 ,  2F014GA01 ,  2F076BA18 ,  2F076BB09 ,  2F076BD01 ,  2F076BD07 ,  2F076BD12 ,  2F076BD17 ,  2F076BE01 ,  2F076BE05 ,  2F076BE15 ,  2G005AA04
引用文献:
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