特許
J-GLOBAL ID:201103090398178290

サーバ室の空調方法及びサーバ収納ラック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-290406
公開番号(公開出願番号):特開2011-133950
出願日: 2009年12月22日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】ラックサーバから生じた熱によってコールドアイルを通過する冷気の温度が上昇してしまうことのないサーバ室の空調方法を提供すること。【解決手段】サーバ収納ラックX1は、ラックサーバ31、32を前側よりも後側が上に位置する傾斜姿勢で搭載されるよう構成されており、サーバ収納ラックX1の筺体部の一部である前面パネル11、後面パネル12には、メッシュ部11b、12bが備えられており、サーバ収納ラックX1は、内部の暖気がラックサーバ31、32の傾斜に沿って後斜め上方に流れた後、排気口メッシュ部12bから外部に排気されるように構成されており、空調機69から供給される冷気は、吹出口63、コールドアイルC及びメッシュ部11bをこの順に介してサーバ収納ラックX1内に入り、サーバ収納ラックX1内の暖気は、メッシュ部12b、ホットアイルH及び回収口65をこの順に介して空調機69に返送される構成とされたサーバ室の空調方法とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
上下方向に所定の間隔で区画された多数の直方体状の単位区画を有するサーバ収納空間と、このサーバ収納空間の少なくとも左右を被覆する筺体部とを有し、一つの前記単位区画又は複数の連続する前記単位区画からなる集合区画内に、その単位区画又は集合区画の寸法に応じた直方体状のラックサーバを搭載するための取付手段を備えた、キャビネットタイプのサーバ収納ラックが設置され、 このサーバ収納ラックのサーバ収納空間内に、前記取付手段を用いて少なくとも一台のラックサーバが搭載され、 サーバ収納ラック前方又は下方の床面に、空調機から供給される冷気の吹出口が設けられると共に、サーバ収納ラック後方又は上方の天井面に、暖気を空調機に返送する回収口が設けられ、サーバ収納ラックの前方がコールドアイル、サーバ収納ラックの後方又は上方がホットアイルとされた、サーバ室の空調方法において、 前記サーバ収納ラックの取付手段は、少なくとも一部の単位区画又は集合区画内に搭載されるラックサーバが、前側よりも後側が上に位置する傾斜姿勢で搭載されるように、構成されたものであり、 前記サーバ収納ラックの筺体部は、前記傾斜姿勢で搭載されるラックサーバの後端部又はその近傍と対向する部位、及び前記傾斜姿勢で搭載されるラックサーバの後端部又はその近傍の上方の少なくとも一方に、排気口を有するとともに、前記傾斜姿勢で搭載されるラックサーバの前端部又はその近傍と対向する部位、及び前記傾斜姿勢で搭載されるラックサーバの前端部又はその近傍の下方の少なくとも一方に、吸気口を有し、 前記サーバ収納ラックは、前記傾斜姿勢で搭載されたラックサーバにおける内部の暖気及び底面に接する暖気が、ラックサーバの傾斜に沿って後斜め上方に流れた後、前記排気口から外部に排気されるように構成されており、 前記サーバ収納ラックのサーバ収納空間内に、前記取付手段を用いて少なくとも一台のラックサーバが前記傾斜姿勢で搭載されており、 前記空調機から供給される冷気は、前記床面の吹出口、前記コールドアイル及び前記サーバ収納ラックの吸気口をこの順に介して前記サーバ収納ラック内に入り、前記サーバ収納ラック内の暖気は、前記サーバ収納ラックの排気口、前記ホットアイル及び前記天井面の回収口をこの順に介して前記空調機に返送される構成とされた、 ことを特徴とするサーバ室の空調方法。
IPC (3件):
G06F 1/20 ,  H05K 7/18 ,  H05K 7/20
FI (4件):
G06F1/00 360C ,  G06F1/00 360B ,  H05K7/18 K ,  H05K7/20 U
Fターム (4件):
5E322BA01 ,  5E322BB08 ,  5E322BB10 ,  5E322EA05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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