特許
J-GLOBAL ID:201103090459323069

大径ストランドケーブルの緊張工法および緊張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐々木 功 ,  川村 恭子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-176861
公開番号(公開出願番号):特開2001-032213
特許番号:特許第4427168号
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2001年02月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】2個の定着体(A1、A2)の間で互いに平行に保持された複数ストランドの束からなるケーブルの各ストランド(tk)を、緊張手段(1)を用いて個々に順次緊張する方法であって、 a)一端が固定点(TA1)に結合され、他端がケーブルの2個の定着体(A1、A2)の一方(A2)を通って移動自在となるように、ケーブルに沿って、基準伸張部材(tref)を設置する工程と、 b)第一のストランド(t1)の端部に、その緊張または伸張が所定値に達するまで引張力を及ぼすことにより前記第一のストランドを緊張し、前記第一のストランドの前記端部を定着する工程と、 c)前記緊張された第一のストランド(t1)の前記端部が工程b)の間に移動した第一の量(S1)を測定する工程と、 d)基準伸張部材(tref)の前記自由端が工程b)の間に移動した第二の量(a1)を測定する工程と、 e)工程c)とd)で測定した前記第一および第二の量(S1とa1)の差に対応する所定量(S2)だけ第二のストランド(t2)の端部が移動するまで前記第二のストランドの端部に引張力を及ぼすことにより前記第二のストランドを緊張し、前記第二のストランドの前記端部を定着する工程と、 f)基準伸張部材(tref)の前記自由端が工程e)の間に移動した追加移動量(a2)を測定する工程と、 g)工程e)の間に前記第二のストランド(t2)の端部が移動した前記所定の移動量(S2)と、工程e)の間に基準伸張部材(tref)の自由端が移動した前記追加移動量(a2)との差に対応する所定量だけ第三のストランド(t3)の端部が移動するまで前記第三のストランドの端部に引張力を及ぼすことにより前記第三のストランド(t3)を緊張し、前記第三のストランド(t3)の前記端部を定着する工程と、 h)基準伸張部材(tref)の前記自由端が工程g)の間に移動した追加量(a3)を測定する工程と、 i)最後のストランド(tn)を緊張定着するまで以下同様に実施し、最後から二番目のストランド(tn-1)を緊張する間に引張られたこのストランドの端部の所定の移動量と、最後から二番目のストランド(tn-1)を緊張する間に基準伸張部材(tref)の自由端が移動した追加移動量との差に対応する所定量だけ引張端部が移動するまで最後のストランド(tn)に引張力を及ぼし、前記最後のストランド(tn)の前記端部を定着する工程とからなることを特徴とする大径ストランドケーブルの緊張工法。
IPC (3件):
E01D 11/00 ( 200 6.01) ,  E01D 19/10 ( 200 6.01) ,  E04G 21/12 ( 200 6.01)
FI (3件):
E01D 11/00 ,  E01D 19/10 ,  E04G 21/12 104 A

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