特許
J-GLOBAL ID:201103090516477175

スライドファスナー用スライダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 俊男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-029131
公開番号(公開出願番号):特開2000-225007
特許番号:特許第3541270号
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】一対のテープ(T) のそれぞれの一側縁に一定間隔で取付けた多数の務歯(t) を、引手(4) の操作によってスライドするスライダー主体(1) により、咬合または離反させるようにしたスライドファスナー用スライダー(S) が、スライダー主体(1) と、該スライダー主体(1) に脱着自在に結合される離反阻止解除用のロック解除用組部(2) と、該ロック解除用組部(2) に連結される引手(4) とから構成されており、スライダー主体(1) は、務歯(t) の咬合または離反機能を果たす胴体(10)上に中空柱部(11)を固定してなり、該中空柱部(11)は、左右側面に解除用軸(22a) が挿脱自在に挿入される軸用窓孔(12)を備え且つ該軸用窓孔(12)と連通する内部へ挿入された解除用軸(22a) の胴体(10)面上の径方向への、弾発力に抗する動きにより、胴体(10)から務歯(t) の咬合部へ出没して務歯(t) 相互の離反阻止と解除を行う係止爪(13)が内蔵された構成とするとともに、ロック解除用組部(2) は、支点を中心として開閉する先端部(21)の内側に、相互の衝合によって解除用軸(22a) となるピン(22)を形成し、該先端部(21)と一体であって前記支点を中心として、介在させたヘアピン状バネ(23)に抗して操作開閉される操作部を形成した一対の開閉連結片(24)を、前記操作部の一部と先端部(21)の露呈及び支点を中心とする開閉動作を確保して、引手接続部(25)を具備させた保持体(26)の内部にサンドイッチ状に挟着保持した構成とし、また前記ロック解除用組部(2) の引手接続部(25)に、紐、帯等の可撓性部材、合成樹脂部材、金属部材のいずれかからなる引手(4) を連結した構成であり、スライドファスナーを閉じた状態で、スライダー主体(1) から引手(4) を含むロック解除用組部(2) を外して、係止爪(13)がスライドファスナーの務歯(t) を離反阻止状態にロックし、必要に応じてロック解除用組部(2) のピン(22)をスライダー主体(1) の軸用窓孔(12)から挿入して連結し、ピン(22)の衝合により形成される解除用軸(22a) の移動により、係止爪(13)による務歯(t) の離反阻止を解除して、前記引手(4) の操作によりスライドファスナーが開閉できるようにしたことを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
IPC (1件):
A44B 19/30
FI (1件):
A44B 19/30
引用特許:
出願人引用 (1件)

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