特許
J-GLOBAL ID:201103091621344721

コイル部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-144113
公開番号(公開出願番号):特開2011-003637
出願日: 2009年06月17日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】フェライトコアの絶縁性及び強度を確保でき、かつ巻線領域を十分に確保できるコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品1では、Mn-Zn系フェライトコア2の表面をガラス膜15によってコーティングすることにより、フェライトコア2と端子電極5,5との間の絶縁性を確保できる。また、ガラス膜15のコーティングによってフェライトコア2の強度が確保され、巻芯部7と鍔部8との境界部分でのクラックの発生を抑えられる。さらに、コイル部品1では、巻芯部7の表面7aを覆うガラス膜15の膜厚、及び鍔部8の内側面8aを覆うガラス膜15の膜厚の少なくとも一方が、ガラス膜15の他の部分の膜厚よりも小さくなっている。このように、巻芯部7の表面7a及び鍔部8の内側面8aのガラス膜15の膜厚を抑えることで巻線領域Mを十分に確保できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
巻芯部及び前記巻芯部の両端に配置された一対の鍔部を有するMn-Zn系フェライトコアと、 前記巻芯部に巻き回された巻線と、 前記Mn-Zn系フェライトコアに設けられ、前記巻線の端部が接続される端子電極と、を備えたコイル部品であって、 前記Mn-Zn系フェライトコアの表面は、ガラス膜によるコーティングが施されており、 前記巻芯部の表面を覆う前記ガラス膜の膜厚、及び前記鍔部の内側面を覆う前記ガラス膜の膜厚の少なくとも一方は、前記ガラス膜の他の部分の膜厚よりも小さくなっていることを特徴とするコイル部品。
IPC (1件):
H01F 17/04
FI (1件):
H01F17/04 F
Fターム (4件):
5E070AA01 ,  5E070AB08 ,  5E070BA03 ,  5E070BB10
引用特許:
審査官引用 (12件)
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