特許
J-GLOBAL ID:201103092062756000

ダブルコア光ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-122397
公開番号(公開出願番号):特開2011-191782
出願日: 2011年05月31日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】シングルモード信号光およびマルチモード信号光が伝送可能であり、光ファイバを曲げた場合であっても、コアを導波していた信号光のマルチモード伝送を軽減することが可能なダブルコア光ファイバを提供すること。【解決手段】中心にシングルモード伝送用の、第1の材料としてのコア111が備えられ、コア111の外側に順次、第2の材料としての第1クラッド227、第3の材料としての第2クラッド231、そして高分子樹脂で構成された第3クラッド241が備えられる。第1クラッド227ではコア111を含む領域223と、コア111を含まない領域225に分割形成されている。この領域225は、第1クラッド227の、外周部分(表面部分)の一部分を含む。【選択図】図6B
請求項(抜粋):
第1のコアおよび第2のコアを備えるダブルコア光ファイバであって、 前記ダブルコア光ファイバの軸中心に配置された、第1の屈折率を有する第1の材料と、 前記第1の材料の外周に配置された、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の材料と、 前記第2の材料の外周に配置された、前記第2の屈折率よりも小さい第3の屈折率を有する第3の材料とを備え、 前記第2の材料は、その断面形状が異なる、第1の領域と第2の領域とを有し、前記第1の領域は、前記第2の材料の表面の一部を含む領域であって、前記第1の材料を含まない領域であり、前記第2の領域は、前記第2の材料の、前記第1の領域以外の領域であり、前記第2の領域は前記第2の屈折率を有し、前記第1の領域は前記第2の屈折率よりも小さく、かつ前記第3の屈折率よりも大きい第4の屈折率を有し、 前記第1の材料が前記第1のコアであり、 前記第1の材料と前記第2の材料とが前記第2のコアであり、 前記第2の材料が前記第1のコアに対する第1のクラッドであり、 前記第3の材料が前記第2のコアに対する第2のクラッドであり、 前記ダブルコア光ファイバは、第1の波長帯の光信号を用いて前記第1のコアのみ選択的に励振した際に、伝搬モードが規定モードのみとなるシングルモード特性を有し、且つ該規定モードのモードフィールド径は、前記第1の波長帯でシングルモード伝送可能なシングルモード光ファイバのモードフィールド径と同じ値を有し、 前記第2のコアの直径は、第2の波長帯の光信号の伝送路として用いられるグレーデッドインデックス型マルチモードファイバ、あるいはステップインデックス型マルチモードファイバのコア直径と同じ値を有することを特徴とするダブルコア光ファイバ。
IPC (1件):
G02B 6/036
FI (1件):
G02B6/22
Fターム (17件):
2H150AB04 ,  2H150AB05 ,  2H150AB08 ,  2H150AB09 ,  2H150AB10 ,  2H150AB20 ,  2H150AB32 ,  2H150AD05 ,  2H150AD12 ,  2H150AD16 ,  2H150AD20 ,  2H150AD32 ,  2H150AD34 ,  2H150AE12 ,  2H150AE15 ,  2H150AE16 ,  2H150AE25
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-073203
  • 特開昭61-122612
  • 特開平1-113708
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