特許
J-GLOBAL ID:201103092843341646

インバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-152091
公開番号(公開出願番号):特開平3-022889
特許番号:特許第2688370号
出願日: 1989年06月16日
公開日(公表日): 1991年01月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】ベクトル演算部、ベクトル選択部、スイッチング期間演算部から構成され、瞬時電圧ベクトルを演算された期間出力することにより、3相PWMインバータを制御するインバータ制御装置であって、各入出力の脚字として(n-1),(n),(n+1)がサンプリング周期毎の第(n-1)回目,第n回目,第(n+1)回目のサンプリング時点での値であることを示す場合、ベクトル演算部は磁束(n-1),磁束指令値*(n+1)と電流(n-1),電流指令値*(n+1)及び電圧ベクトル積分値Δ(n-1)を入力して、サンプリング時点Ts(n+1)に磁束及び電流がそれぞれ、(n+1)=*(n+1)、(n+1)=*(n+1)となるように、サンプリング時点Ts(n)で出力すべき電圧ベクトルにサンプリング周期Tを乗じた値Δ(n)を算出し、ベクトル選択部は該ベクトル演算部で算出されたΔ(n)に応じて、該インバータ装置が出力し得る電圧ベクトル1〜6の中からΔ(n)と方向がほぼ等しい電圧ベクトル(n)に対応するスイッチング信号Sx(n)を選択し、またその電圧ベクトルに対して該インバータ装置のスイッチングするべきトランジスタの数が少ない方の零電圧ベクトルに対応するスイッチング信号Sx(m)を選択し、スイッチング期間演算部は前記ベクトル演算部で算出されたΔ(n)の絶対値と前記電圧ベクトル(n)の絶対値との比である出力すべき電圧ベクトルの出力期間TPを演算し、カウンタ弁は前記電圧ベクトル選択部で選択された電圧ベクトルに対応するスイッチング信号Sx(n)を期間TPだけベース回路へ出力し、残りの期間(T-TP)は零電圧ベクトルに対応するスイッチング信号Sx(m)を出力する、インバータ制御装置において、前記電圧ベクトルを出力すべき期間TPとスイッチング信号Sx(n)およびSx(m)と電流の状態信号Ixとを入力とし、実際に電圧ベクトルを出力すべき期間TPSを求める短絡防止期間補正部およびスイッチング信号Sx(n)およびSx(m)と電流の状態信号Ixとを入力とし短絡防止期間のスイッチング信号Sx′(n)を求める短絡防止期間のスイッチング信号演算部を具え、各相について短絡防止期間Tdだけスイッチングが遅れるかどうかを判別する信号をAx(n),Ax(m)を、論理式Ax(n)=Ix・x(m-1)・Sx(n)+x・Sx(m-1)・x(n)Ax(m)=Ix・x(n)・Sx(m)+x・Sx(n)・x(m)ここで脚字xはu,v,wのいずれかの相を表し、脚字n,mはそれぞれ有効および零ベクトルの場合を表し、+は論理和、・は論理積、 ̄は否定を表すより演算し、このAx(n),Ax(m)の各相分から短絡防止期間作用状態B(n),B(m)を論理式B(n)=Au(n)+Av(n)+Aw(n)B(m)=Au(m)+Av(m)+Aw(m)より演算し、次表表中の「下式」はSx′(n)=Sx(m-1)・Sx(n)+Ix・(Sx(m-1)+Sx(n))によるにより、特別のスイッチング信号Sx′(n)と、スイッチング信号Sx′(n)を出力する時間幅TPSとを出力し、短絡防止期間Tdに起因する電圧の誤差を無くすることを特徴とするインバータの制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 7/63 302
FI (2件):
H02P 5/408 A ,  H02P 7/63 302 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-095892
  • 特開昭63-095892
  • 特開昭64-030496
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