特許
J-GLOBAL ID:201103093215255672

紙葉類分離供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-101628
公開番号(公開出願番号):特開2001-278474
特許番号:特許第3394496号
出願日: 2000年04月03日
公開日(公表日): 2001年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数まとめてセットされて立位で紙葉類が送られて来る紙葉類繰り出し位置に配置された貫通した吸引窓を有する紙葉類吸着保持部が一部に設けられている回転する分離供給ベルトと、前記紙葉類繰り出し位置まで送られて来た紙葉類を前記分離供給ベルトの前記吸引窓を通して真空吸引して前記紙葉類吸着保持部に吸着するための第1の真空吸引手段とを有し、前記紙葉類吸着保持部に吸着された前記紙葉類を前記分離供給ベルトの回転を伴って1枚ずつ下流側に送り出す分離供給手段と、前記分離供給手段の下側に設けられて、前記紙葉類繰り出し位置にある前記紙葉類の下端側の部分に対応して配置され下端を開放したコの字形状の凸部と、前記下端に設けられた平坦部よりなる補助当接面と、この補助当接面の内側から真空吸引力を付与して前記紙葉類の下端側の部分を前記補助当接面に吸着するための第2の真空吸引手段を有してなる補助分離手段と、前記紙葉類繰り出し位置に送られて来た紙葉類に前記吸引窓が対応していないときには吸気口が前記分離供給ベルトで閉じられているとともに、前記紙葉類に対応すると前記吸引窓を通して前記紙葉類を真空吸引して前記紙葉類を前記紙葉類吸着保持部に吸着させ、前記分離供給ベルトの回転に伴って下流側に送り出すための第1の真空吸引手段と、前記分離供給ベルトの位置まで送られて来た前記紙葉類の下端側の部分を前記紙葉類吸着保持部と略同方向を向いて配置されている補助当接面に吸着させて吸気口を閉じ、吸着した前記紙葉類と続いて送られて来る後続の紙葉類との間を離すための第2の真空吸引手段と、前記第1の真空吸引手段の吸気通路と前記第2の真空吸引手段の吸気通路が途中で合流して一つにして接続されている前記第1の真空吸引手段の吸気源と前記第2の真空吸引手段の吸引源として共通に使用する真空吸引源手段とを備え、前記第2の真空吸引手段は、前記紙葉類繰り出し位置において、前記第1の真空吸引手段の下方で、先行する紙葉類が前記分離供給ベルトの回転に伴って下流側に送り出され始めたときに密閉されていた吸気口が開放し始める位置に配置され、前記第2の真空吸引手段の吸気口が開放し始めることにより吸気口の密閉状態を解除して大気圧解放を起こし、先行の紙葉類の送り出しを加速させ、その後に、前記分離供給ベルトの位置まで送られて来た後続の紙葉類の下端側の部分を前記補助当接面に吸着させて第2の真空吸引手段の吸気口を閉じ、後続の紙葉類を前記補助当接面に当接し保持することを特徴とする紙葉類分離供給装置。
IPC (4件):
B65H 3/12 310 ,  B07C 1/04 ,  B65H 1/14 320 ,  B65H 3/64
FI (5件):
B65H 3/12 310 A ,  B65H 3/12 310 D ,  B07C 1/04 ,  B65H 1/14 320 B ,  B65H 3/64 A

前のページに戻る