特許
J-GLOBAL ID:201103093256836159

段付き形状粉体成形方法及び段付き形状粉体成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-283933
公開番号(公開出願番号):特開2001-105193
特許番号:特許第3966373号
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 粉体が充填されるダイと、成形体の段数に対応する複数対の上下パンチを備えた成形装置を用い、 ダイに粉体を充填し、上下パンチを上下方向に移動させることにより、ダイに充填された、各成形体構成部分を構成する粉体を圧縮開始位置まで所定の距離(移送距離)だけ移送した後、前記各成形体構成部分について、対応する上下パンチを上下方向に所定の距離(移動距離)だけ移動させることにより、粉体を圧縮して、上下非対称の段付き形状に成形する段付き形状粉体成形方法において、 前記粉体の移送距離と、前記成形体構成部分に対応する各上下パンチおよび前記ダイの移動距離を、以下の[式1]および[式2]の条件をともに満たすような値として求め、前記複数対の上下パンチの各軸間の圧縮速度比を一定にして圧縮することにより、各成形体構成成分のニュートラルライン(加圧中心)を1つの水平ライン上に位置させるようにしたことを特徴とする段付き形状粉体成形方法。 [式1] F1:圧縮前の第1の成形体構成部分の高さ F2:圧縮前の第2の成形体構成部分の高さ Fn:圧縮前の第nの成形体構成部分の高さ H1:圧縮成形後の第1の成形体構成部分の高さ H2:圧縮成形後の第2の成形体構成部分の高さ Hn:圧縮成形後の第nの成形体構成部分の高さ S2:圧縮成形後における第1の成形体構成部分の下端部から第2の成形体構成部分の下端部までの距離 Sn:圧縮成形後における第1の成形体構成部分の下端部から第nの成形体構成部分の下端部までの距離 R1a:第1の上パンチP1aによる圧縮係数 R1b:第1の下パンチP1bによる圧縮係数 R2a:第2の上パンチP2aによる圧縮係数 R2b:第2の下パンチP2bによる圧縮係数 Rna:第nの上パンチPnaによる圧縮係数 Rnb:第nの上パンチPnbによる圧縮係数 X1a・1b:第1の上パンチP1a及び下パンチP1bによる総圧縮量 X2a・2b:第2の上パンチP2a及び下パンチP2bによる総圧縮量 Xna・nb:第nの上パンチPna及び下パンチPnbによる総圧縮量 XD:ダイの移動距離、ただしXD≠0 M1:圧縮前における第1の成形体構成部分の移送距離 M2:圧縮前における第2の成形体構成部分の移送距離 Mn:圧縮前における第nの成形体構成部分の移送距離 プラス(+)の符号:上向きの移動 マイナス(-)の符号:下向きの移動 とした場合において、 (1)第1の上下パンチP1の移動距離 (a)第1の上下パンチP1の総圧縮量(総移動距離)(X1a・1b) X1a・1b=F1-H1 (b)第1の上下パンチP1のうちの上パンチP1aの移動距離(X1a) X1a=-X1a・1b+X1a・1bR1b+XD または、 X1a=-X1a・1bR1a+XD (c)第1の上下パンチP1のうちの下パンチP1bの移動距離(X1b) X1b=X1a・1b-X1a・1bR1a+XD または、 X1b=X1a・1bR1b+XD (ただし、R1a+R1b=1) (2)第2の上下パンチP2の移動距離 (a)第2の上下パンチP2の総圧縮量(総移動距離)(X2a・2b) X2a・2b=F2-H2 (b)第2の上下パンチP2のうちの上パンチP2aの移動距離(X2a) X2a=-X2a・2b+X2a・2bR2b+XD (c)第2の上下パンチP2のうちの下パンチP2bの移動距離(X2b) X2b=X2a・2b-X2a・2bR2a+XD (ただし、R2a+R2b=1) (3)第nの上下パンチPnの移動距離 (a)第nの上下パンチPnの総圧縮量(総移動距離) Xna・nb=Fn-Hn (b)第nの上下パンチPnのうちの上パンチPnaの移動距離(Xna) Xna=-Xna・nb+Xna・nbRnb+XD (c)第nの上下パンチPnのうちの下パンチPnbの移動距離(Xnb) Xnb=Xna・nb-Xna・nbRna+XD (ただし、Rna+Rnb=1) (4)圧縮前における第1の成形体構成部分の移送距離(M1) M1=Fs-F1-(Xsb+S1-X1b) (5)圧縮前における第2の成形体構成部分の移送距離(M2) M2=Fs-F2-(Xsb+S2-X2b) (6)圧縮前における第nの成形体構成部分の移送距離(Mn) Mn=Fs-Fn-(Xsb+Sn-Xnb) (ただし、(4)〜(6)において、 Fs:F1からFnのうち任意に選ばれる成形体構成部分の基準高さ Xsb:X1bからXnbのうち任意に選ばれる下パンチの基準移動距離) [式2] R1bH1=R2bH2+S2=......=RnbHn+Sn
IPC (2件):
B30B 11/00 ( 200 6.01) ,  B30B 11/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
B30B 11/00 R ,  B30B 11/02 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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