特許
J-GLOBAL ID:201103093446235682

スパークプラグ用主体金具の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-300209
公開番号(公開出願番号):特開2001-121240
特許番号:特許第4147704号
出願日: 1999年10月21日
公開日(公表日): 2001年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 大径部(11)と小径部(12)との間に形成されたテーパ形状の段部であってエンジンの被取付部に密着してシールを行うためのテーパ部(15)を外周面に有する筒状のスパークプラグ用主体金具(10)において、前記テーパ部の形成を冷間鍛造加工により行うようにしたスパークプラグ用主体金具製造方法であって、 前記冷間鍛造加工は、 大径部及び小径部の境界がテーパ形状の座面(67)をなす段付内孔(64)を備える第1成形型(61)を用意し、この第1成形型の段付内孔に柱状の素材(8)を保持しつつ、第1パンチ部材(71)によって前記素材を軸方向に沿って押圧して変形させることにより、 一端側の端面に開口する大径穴(24)を有して該一端側に位置する大径頭部(21)、この大径頭部よりも外径が小さく他端側に位置する小径脚部(22)、及び前記大径頭部と前記小径脚部との境界に位置してテーパ形状を有する第1テーパ部(23)を備える段付柱状の第1被加工部材(20)を形成する第1工程と、 大径部及び小径部の境界が前記第1テーパ部のテーパ角度Aよりも大きいテーパ角度Bを持つテーパ形状の座面(68)をなす段付内孔(65)を備える第2成形型(62)と、外径が前記第1被加工部材における小径脚部の外径よりも大きい第2パンチ部材(72)とを用意し、 前記第2成形型の段付内孔に前記第1被加工部材を保持しつつ、前記第2パンチ部材を前記第1被加工部材における大径穴へ挿入し、前記第2パンチ部材によって前記第1被加工部材を軸方向に沿って押圧して、前記第1テーパ部を前記第2成形型の座面に沿って変形させることにより、前記テーパ角度Bを持つ第2テーパ部(33)を備える段付柱状の第2被加工部材(30)を形成する第2工程と、 大径部及び小径部の境界が前記第2テーパ部のテーパ角度Bよりも小さいテーパ角度Cを持つテーパ形状の座面(69)をなす段付内孔(66)を備える第3成形型(63)と、先端部(73b)の外径が前記第2被加工部材における小径脚部(32)の外径よりも小さい第3パンチ部材(73)とを用意し、 前記第3成形型の段付内孔に前記第2被加工部材を保持しつつ、前記第3パンチ部材を前記第2被加工部材における大径穴(34)へ挿入し、前記第3のパンチ部材によって前記第2被加工部材を軸方向に沿って押圧して、前記第2テーパ部を前記第3成形型の座面に沿って変形させることにより、前記テーパ角度Cを持つ第3テーパ部(43)を備える段付柱状の第3被加工部材(40)を形成する第3工程と、 を実行するものであり、 前記第2成形型、前記第3成形型はそれぞれ、上型(62a、63a)と下型(62b、63b)とが合致したものであって、前記第2成形型における前記上型(62a)と前記下型(62b)との間、前記第3成形型における前記上型(63a)と前記下型(63b)との間に、それぞれ冷間鍛造用油を排出するための油逃がし溝(M1)が設けられていることを特徴とするスパークプラグ用主体金具の製造方法。
IPC (1件):
B21K 21/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
B21K 21/08

前のページに戻る