特許
J-GLOBAL ID:201103093517643957

電力計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小栗 昌平 ,  市川 利光 ,  橋本 公秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-290754
公開番号(公開出願番号):特開2011-133256
出願日: 2009年12月22日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】電力計測装置において、多くの種類の電流検知部が電流検出回路に用いられる場合でも、容易にコストを上げることなく位相ずれを補正し、測定精度を向上させる。【解決手段】時間調整部36は、位相ずれ量設定部37に設定された位相ずれ量に基づき、AD変換部31、32に対し、AD変換を実行するタイミングとして、それぞれ電圧信号及び電流信号を取り込むタイミング、つまりAD変換の開始タイミングを決めるトリガ信号を個別に出力する。位相ずれ量設定部37には、電流検知部の種類に応じた位相ずれ量(調整時間)Δtが設定される。時間調整部36は、AD変換部31に対しトリガ信号を送出し、電圧信号のAD変換を行わせる。調整時間Δtが経過した後、AD変換部32に対しトリガ信号を送出し、電流信号のAD変換を行わせる。乗算部34は、時間調整された電圧信号のデジタル値と電流信号のデジタル値を乗算して電力値を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
測定対象回路の電圧を検出する電圧検出回路から出力される電圧信号を第1のデジタル値に変換する電圧変換部と、 測定対象回路の電流を検知する電流検知部が設けられた電流検出回路から出力される電流信号を第2のデジタル値に変換する電流変換部と、 前記電圧変換部によって変換された第1のデジタル値と前記電流変換部によって変換された第2のデジタル値とを乗算する乗算部とを備え、前記乗算部による乗算結果から測定対象回路における電力値を取得する電力測定装置であって、 前記電圧検出回路から出力される電圧信号と前記電流検出回路から出力される電流信号との位相ずれに関する位相ずれ量を設定する位相ずれ量設定部と、 前記設定された位相ずれ量に基づき、前記電圧変換部における前記電圧信号のデジタル変換を実行する第1のタイミングと、前記電流変換部における前記電流信号のデジタル変換を実行する第2のタイミングとの少なくとも一方をずらして時間調整を行う時間調整部とを備え、 前記位相ずれ量設定部は、前記電流検知部の種類に応じた位相ずれ量を設定する電力測定装置。
IPC (1件):
G01R 21/133
FI (2件):
G01R21/133 D ,  G01R21/133 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-131769
  • 測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-328772   出願人:日置電機株式会社, 東京電力株式会社
  • 変流器および交流電力量測定器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-026804   出願人:東北電力株式会社, 東北計器工業株式会社

前のページに戻る