特許
J-GLOBAL ID:201103093543945856

加熱処理用脱酸素包装容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-248782
公開番号(公開出願番号):特開2011-131935
出願日: 2010年11月05日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】従来の脱酸素包装容器では、樹脂加工性が悪く酸素吸収性に劣り、電子レンジによる加熱調理後には袋の外観が悪くなるという課題がある。【解決手段】内側から順にポリオレフィン樹脂からなるシーラント層、ポリオレフィン樹脂、遷移金属触媒及びポリアミド樹脂を含有する酸素吸収樹脂層並びにガスバリア性物質からなるガスバリア層の少なくとも3層が積層されてなる酸素吸収多層体を全部又は一部に使用してなり、加熱時に上昇した容器内部の圧力によって開封する易通蒸手段を1箇所以上設けたシール部により密封されてなる加熱処理用脱酸素包装容器であって該ポリアミド樹脂が芳香族ジアミンとジカルボン酸との重縮合によって得られる末端アミノ基濃度が30μeq/g以下のポリアミド樹脂であり、且つ酸素吸収樹脂層中の該遷移金属触媒と該ポリアミド樹脂の合計含有量が酸素吸収樹脂層の総量に対して15〜60重量%である加熱処理用脱酸素包装容器。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内側から順に、ポリオレフィン樹脂からなるシーラント層、ポリオレフィン樹脂、遷移金属触媒及びポリアミド樹脂を含有する酸素吸収樹脂層並びにガスバリア性物質からなるガスバリア層の少なくとも3層が積層されてなる酸素吸収多層体を全部または一部に使用してなり、加熱時に上昇した容器内部の圧力によって開封する易通蒸手段を1箇所以上設けたシール部により密封されてなる加熱処理用脱酸素包装容器であって、該ポリアミド樹脂が、芳香族ジアミンとジカルボン酸との重縮合によって得られる末端アミノ基濃度が30μeq/g以下のポリアミド樹脂であり、且つ酸素吸収樹脂層中の該遷移金属触媒と該ポリアミド樹脂の合計含有量が酸素吸収樹脂層の総量に対して15〜60重量%である加熱処理用脱酸素包装容器。
IPC (2件):
B65D 81/34 ,  B65D 81/26
FI (2件):
B65D81/34 U ,  B65D81/26 S
Fターム (7件):
3E067AB01 ,  3E067BA12A ,  3E067BB25A ,  3E067EE25 ,  3E067FA01 ,  3E067FC01 ,  3E067GB13

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