特許
J-GLOBAL ID:201103093631314530

バッチ交換時に自動あや巻機を運転するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331809
公開番号(公開出願番号):特開2000-159437
特許番号:特許第4574769号
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2000年06月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 自動あや巻機で糸のバッチ交換を実施するための方法であって、 当該自動あや巻機は、同一構造を有する多数の巻取ヘッドをセクション(A,B,C,D)毎に配置してあり、これら多数の巻取ヘッドにコップを供給し、巻き取られて糸がなくなった空ボビンを排出して返送するための搬送系(21)を有しており、 当該搬送系は、コップ及び空ボビンを搬送するための多数の搬送プレート(17,18,19)が循環するものであって、互いに略平行に延びるコップ供給区間(2)とボビン返送区間(8)と、該コップ供給区間と該ボビン返送区間との間に、これらに対して略平行に延びる貯蔵区間(5)と、該コップ供給区間と該貯蔵区間とを接続する分岐・準備区間(3a,3b,3c)とを備えており、 当該搬送系は、さらに、該貯蔵区間と該ボビン返送区間とを結ぶ、多数の横断方向搬送区間(6)を有しており、該横断方向搬送区間の各々に対応して該巻取ヘッドの各々が配置されており、 当該搬送系の該コップ供給区間と該ボビン返送区間の一端同士は、該搬送プレートにコップを装着するコップ装着装置(22)を介して接続されており、該コップ供給区間と該ボビン返送区間の他端同士は、接続区間(7)によって接続されており、該コップ供給区間と該ボビン返送区間の該一端には、さらに、空ボビン抜取装置(23)とコップ抜取装置(26)とを備えており、 あや巻きを行っているときは、該コップ装着装置によってコップが装着された搬送プレート(19)を、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて該多数の横断方向搬送区間に分配し、巻き取られて糸がなくなった空ボビンを載せた搬送プレート(18)を該横断方向搬送区間から該ボビン返送区間に排出して該コップ装着装置へと返送する動作を行う形式の搬送系であり、 該バッチ交換を実施するときは、 古い糸バッチの除去を、コップ供給区間の搬送方向を基準にして最後の、すなわち該他端側の巻取ヘッドセクション(A)から、セクション毎に行って、各セクションの該横断方向搬送区間を順次空にしていき、 該横断方向搬送区間から送り出された、搬送プレートは、該空ボビン抜取装置又は該コップ抜取装置によって空にされて、該コップ供給区間に搬送され、 ある巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間を空にしている最中に、当該巻取ヘッドセクションに隣接した、既に空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて空の搬送プレート(17)を搬送して、該横断方向搬送区間に中間貯蔵し、 全ての巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に空にされた搬送プレートのみが中間貯蔵された状態になった後に、新しい糸バッチのコップを積んだ搬送プレート(19)を該横断方向搬送区間に供給する動作を開始するものであり、 その際に、すべての横断方向搬送区間から、それぞれ1つの空の搬送プレートを送り出し、このときに生じる各横断方向搬送区間の空きスペースに、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて、コップを積んだ搬送プレート(19)を一様に供給し、各横断方向搬送区間を、一様に、コップを積んだ搬送プレートで満たすことを特徴とする、自動あや巻機で糸のバッチ交換を実施するための方法。
IPC (3件):
B65H 67/04 ( 200 6.01) ,  B65H 54/02 ( 200 6.01) ,  B65H 54/70 ( 200 6.01)
FI (3件):
B65H 67/04 C ,  B65H 54/02 C ,  B65H 54/70 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平2-059108
  • 特公平2-059108

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