特許
J-GLOBAL ID:201103093698229260
インクジェット記録装置及び記録方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082252
公開番号(公開出願番号):特開2011-212932
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】インクジェット記録装置において、損紙を低減し、連続描画記録の信頼性を向上させる。【解決手段】記録媒体上に目的の画像を描画記録する際に印加する記録用波形の駆動信号とは異なる波形の異常ノズル検知用波形を印加して異常検知用の吐出を行い、その吐出結果から異常ノズルを不吐出化し、異常ノズル以外のノズルで補正を行うインクジェット記録装置において、異常ノズル検知用の吐出を行った後、目的の画像を描画記録する前に、吐出性回復動作を行う手段を備える。例えば、記録用波形よりも吐出力を増強させる波形や、安定吐出が可能な波形を印加して回復用吐出を行う。特定の回復用画像データに基づいて吐出を実行してもよい。また、ノズル面の回収孔から洗浄液を溢れさせ、ノズル面の付着液を洗浄液とともに回収孔から回収するノズル面清掃を行う態様も可能である。【選択図】図14
請求項(抜粋):
複数のノズルが配列されるとともに各ノズルに対応した複数の圧力発生素子が設けられているインクジェットヘッドと、
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記インクジェットヘッドによって前記記録媒体上に目的の画像を描画記録する際に前記圧力発生素子に与えられる記録用波形の駆動信号を発生させる記録用波形信号生成手段と、
前記インクジェットヘッドの異常ノズルを検知するための吐出を行う際に前記記録用波形とは異なる波形からなる異常ノズル検知用波形の駆動信号を発生させる異常ノズル検知用波形信号生成手段と、
前記記録媒体上に吐出可能なヘッド位置に前記インクジェットヘッドを配置した状態で前記異常ノズル検知用波形の駆動信号を前記圧力発生素子に印加して前記ノズルから異常検知用の吐出を行わせる検知用吐出制御手段と、
前記異常検知用の吐出結果から吐出異常を示す異常ノズルを特定する異常ノズル検知手段と、
前記特定された異常ノズルの吐出を停止させ、当該異常ノズル以外のノズルで目的の画像を描画記録するように画像データを補正する補正制御手段と、
前記補正制御手段による補正後の画像データに従い前記異常ノズル以外のノズルからの吐出を制御して描画記録を行う記録用吐出制御手段と、
前記異常検知用の吐出が行われた後、前記目的の画像の描画記録を行う前に、前記インクジェットヘッドの吐出性能を回復させる動作を行う回復手段と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B41J3/04 102Z
, B41J3/04 102H
Fターム (12件):
2C056EA14
, 2C056EB08
, 2C056EB40
, 2C056EB42
, 2C056EC08
, 2C056EC18
, 2C056EC53
, 2C056EC54
, 2C056HA19
, 2C056HA24
, 2C056JB15
, 2C056JC13
引用特許:
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