特許
J-GLOBAL ID:201103094224098276

α-オレフインの立体特異性重合方法及びその重合用触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-055977
公開番号(公開出願番号):特開平1-275607
特許番号:特許第2776481号
出願日: 1989年03月08日
公開日(公表日): 1989年11月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】(1)錯体形成三塩化チタンに基礎を置く固体、(2)式:AlR′mY3-m(式中、R′は、1〜18個の炭素原子を含む炭化水素基であり;Yはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素から選ばれるハロゲンであり;mは0≦m≦3である任意の数である)の化合物から選ばれる有機金属化合物、並びに(3)電子供与体有機化合物を含む触媒系の存在下で実施するαオレフィンの重合方法において、前記錯体形成三塩化チタンに基礎を置く固体(1)は、四ハロゲン化物、四ヒドロカルビルオキシド及びそれらの混合物から選ばれるチタン化合物に対して有機アルミニウム還元剤を用いた初期還元行って還元済み固体を得、次いで、この還元済み固体に対し、脂肪族エーテルから選ばれる少なくとも1種の錯化剤を用い、且つ無機ハロゲン化合物、有機ハロゲン化合物、ハロゲン間化合物及びハロゲンから選ばれる少なくとも1種の活性化剤を用いて連続的処理又は組み合わせ処理を行う諸工程によって得られる固体前駆物質を予備活性化処理することによって生成し;しかも、前記予備活性化処理は、トリアルキルアルミニウム及び塩化アルキルアルミニウムから選ばれる有機アルミニウム化合物(a)と、ヒドロキシ芳香族化合物であって、それらの水酸基が立体障害を受ける前記ヒドロキシ芳香族化合物から選ばれる化合物(b)との反応の生成物を含む予備活性化物質に前記固体前駆物質を接触させることによって、且つ、前記予備活性化済みの固体が媒質中で形成された該媒質から該予備活性化済み固体を単離することによって行うことを特徴とする、上記重合方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-096611

前のページに戻る