特許
J-GLOBAL ID:201103094322014323

自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法と洗浄用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷山 守
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096837
特許番号:特許第3052083号
出願日: 1999年04月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】ガソリン車、ディーゼル車のエンジン潤滑系統の洗浄方法に関し、洗浄機の溶剤タンクに貯留された洗浄油は排出ポンプにより、エンジンのオイル注入孔を介してエンジン室の上部に供給され、この時、エンジンを運転状態で行うため、注入された洗浄油は回転状態のカムシャフトやコンロッド、クランクシャフト、バルブリフター等によってエンジン室の内面全体に跳ねかけられた後、オイルパン内に流下し、また、オイルパン内に貯留された洗浄油はストレーナーを介して、エンジンオイルポンプにより下部潤滑流路を流れ、オイルフィルター孔に接続されたオイルフィルターブロックの注入通路を通って上部潤滑流路に供給され、回転するカムシャフトやコンロッド、クランクシャフト、バルブリフター等によりエンジン室の内面全体に、再度跳ねかけられ、その流下した洗浄油はオイルパンに貯留され、オイルパンのドレン孔には、ドレン用管を介して洗浄機内のドレン用ポンプに接続され、洗浄油を吸引し、フィルターを介して、溶剤タンクに排出され、循環経路をなしており、一方ではオイルフィルターブロックの注入通路より接続流路に接続された接続配管は2方向に分岐され、その一方は逆止弁を介して空気源に接続され、もう一方の分岐管には圧力計が取付けられ、さらに逆止弁を介して注入配管に連通しており、分岐管に流入した洗浄油はこれらの逆止弁で分岐管からの流れは制止され、その時、圧力計は潤滑系の配管内圧力損失を検知し、洗浄の度合を確認することが出来ると共に、接続配管内の洗浄油の圧力が供給ポンプの吐出し圧より低下した場合は、逆止弁が開き、洗浄油を供給ポンプより上部潤滑経路に、追加供給することができる、循環系統が形成され、この状態で10〜60分程度運転する洗浄工程が完了すると、エンジンを停止し、空気源より空気を供給し、エンジン内部の循環経路に付着した洗浄油を、エアーパージすることを特徴とする自動車エンジン潤滑系統の洗浄方法。
IPC (1件):
F02B 77/04
FI (1件):
F02B 77/04

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