特許
J-GLOBAL ID:201103094402158911

油圧ガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-066592
公開番号(公開出願番号):特開2011-196335
出願日: 2010年03月23日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】従来の油圧ガバナでは、燃料噴射装置に連動連結するパワーピストンの両油室側の受圧面積に差を設け、エンジン始動時には、該両油室に補助油圧ポンプ等から高圧作動油を追加供給してパワーピストンを高速移動させてエンジン始動性を向上させたため、部品コストが高くなり、組立性やメンテナンス性も低下する、という問題があった。【解決手段】パワーピストン3と、パワーピストン3により仕切られる第一油室14・第二油室15と、パワーピストン3への作動油の油路を切り換えるコントロールバルブ5を備え、第二油室15側の受圧面積よりも第一油室14側の受圧面積を小さくし、受圧面積の差により第一油室14側にパワーピストン3を移動して燃料噴射量を増加させる油圧ガバナ1に、エンジン始動時に第一油室14内の作動油の油圧を第二油室15内よりも低く設定可能な始動補助機能を有する油路切換構造84を設けた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エンジンの燃料噴射装置に連動連結するパワーピストンと、該パワーピストンにより仕切られる第一油室・第二油室と、該第一油室・第二油室にそれぞれ連通する第一ポート・第二ポートが開口されたスリーブ内をスプールのランドが移動して前記パワーピストンへの作動油の油路を切り換えるコントロールバルブとを備え、前記パワーピストンでは第二油室側の受圧面積よりも第一油室側の受圧面積を小さく設定し、該受圧面積の差により前記第一油室側にパワーピストンを移動して燃料噴射量を増加させる油圧ガバナにおいて、エンジン始動時に前記第一油室内の作動油の油圧を前記第二油室内の作動油の油圧よりも低く設定可能な始動補助機能を有する油路切換構造を設けたことを特徴とする油圧ガバナ。
IPC (2件):
F02D 1/02 ,  F02D 1/04
FI (3件):
F02D1/02 311B ,  F02D1/04 311B ,  F02D1/02 321L
Fターム (10件):
3G060AC01 ,  3G060AC05 ,  3G060BA02 ,  3G060CA01 ,  3G060CB01 ,  3G060CC01 ,  3G060EA07 ,  3G060FA02 ,  3G060GA03 ,  3G060GA14

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