特許
J-GLOBAL ID:201103094432800120

難燃剤及び難燃性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-138252
公開番号(公開出願番号):特開2000-328065
特許番号:特許第4260284号
出願日: 1999年05月19日
公開日(公表日): 2000年11月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 リン含有化合物と、芳香族環を有する化合物とで構成される難燃剤であって、前記芳香族環を有する化合物が、 (i)空気中で550°Cまで昇温したときの残存率が15重量%以上であり、 (ii)下記式により計算される摂動エネルギー(ΔE)において、被難燃化熱可塑性樹脂の1量体カチオンと熱可塑性樹脂の1量体(1)の各炭素原子との間の摂動エネルギーの内で最大のものと、前記熱可塑性樹脂の1量体カチオンと芳香族環を有する化合物の1量体(2)の芳香族炭素原子のうち少なくとも1つ以上との間の摂動エネルギーとの比(相対反応性)が1.2以上であるとともに、 ΔE=-(Qr・Qs/Rrs・ε)+2(cr・cs・Δβ)/|ELUMO(s)-EHOMO(r)| (式中、Qr、Qsは、それぞれ、1量体((1)又は(2))又は1量体カチオンの形式荷電を示す。Rrsは反応に関与する原子間の距離を、εは反応場の比誘電率を示す。cr、csは、それぞれ、1量体((1)又は(2))又は1量体カチオンのアトミックオービタル係数を示す。Δβは炭素原子間の重なり積分を示す。EHOMO(r)は、1量体((1)又は(2))のHOMOのエネルギー準位を示し、ELUMO(s)は、1量体カチオンのLUMOのエネルギー準位を示す。) 前記芳香族環を有する化合物が、アラルキル樹脂、ヒドロキシル基を有する芳香族ビニルモノマーの単独又は共重合体、ポリアリレート系樹脂、及び芳香族ナイロンから選ばれた少なくとも1種である難燃剤。
IPC (15件):
C09K 21/04 ( 200 6.01) ,  C08K 3/02 ( 200 6.01) ,  C08K 5/49 ( 200 6.01) ,  C08L 25/02 ( 200 6.01) ,  C08L 27/12 ( 200 6.01) ,  C08L 61/06 ( 200 6.01) ,  C08L 63/00 ( 200 6.01) ,  C08L 65/00 ( 200 6.01) ,  C08L 67/00 ( 200 6.01) ,  C08L 71/12 ( 200 6.01) ,  C08L 73/00 ( 200 6.01) ,  C08L 77/10 ( 200 6.01) ,  C08L 81/06 ( 200 6.01) ,  C09K 21/12 ( 200 6.01) ,  C09K 21/14 ( 200 6.01)
FI (15件):
C09K 21/04 ,  C08K 3/02 ,  C08K 5/49 ,  C08L 25/02 ,  C08L 27/12 ,  C08L 61/06 ,  C08L 63/00 C ,  C08L 65/00 ,  C08L 67/00 ,  C08L 71/12 ,  C08L 73/00 ,  C08L 77/10 ,  C08L 81/06 ,  C09K 21/12 ,  C09K 21/14
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る