特許
J-GLOBAL ID:201103094478234501

時間パラメータを決定するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 園田 吉隆 ,  小林 義教
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-517759
特許番号:特許第4601232号
出願日: 2000年08月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 通信の受信側から送信側へデータ・ユニットの正しい受信についての受信応答メッセージを送る受信応答機能を規定すると共にタイム-アウト期間内に受信応答が送信側に到達しない場合にデータ・ユニットを再送する再送タイム-アウト機能を規定するプロトコル(TCP)を実施するデータ・ユニット送信機であって、 所定の演算を実行する演算装置と、 情報を記憶する記憶装置と、 所定のデータ・ユニットの送信と当該所定のデータ・ユニットに対応する受信応答の受信との間に経過する時間を表す往復時間の往復時間値(RTT)を測定する装置と、 を含むデータ・ユニット送信機において、当該再送タイム-アウト機能に係るパラメータ(RTO)を決定する方法であって、 前記測定装置によって前記往復時間値(RTT)を測定する過程と、 前記測定装置により測定した往復時間値(RTT)の平滑化往復時間値(SRTT(old))を前記演算装置によって求めて前記記憶装置に記憶する過程と、 少なくとも、前記記憶装置に記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))及び前記測定装置により測定した往復時間値(RTT)に基づく演算式を前記演算装置によって実行することにより、新たな平滑化往復時間値(SRTT(new))を計算する過程と、 前記時間の経過に対する往復時間値(RTT)の平均偏差を示す平均偏差値(RTTVAR(old)を前記演算装置によって求めて前記記憶装置に記憶する過程と、 少なくとも、前記記憶装置に記憶された平均偏差値(RTTVAR(old))、前記測定装置により測定した往復時間値(RTT)及び前記記憶装置により記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))に基づく演算式を前記演算装置によって実行することにより、時間の経過に対する前記往復時間値(RTT)の平均偏差を表す新たな平均偏差値(RTTVAR(new))を計算する過程と、 少なくとも、前記新たな平滑化往復時間値(SRTT(new))及び前記新たな平均偏差値(RTTVAR(new))に基づく演算式を前記演算装置によって実行することにより、前記パラメータ(RTO)を計算する過程とを有し、 前記記憶装置に記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))に基づいて決定される所定の閾値(TH(SRTT(old)))よりも、前記測定装置により測定された往復時間値(RTT)が大きいか小さいかに基づいて、前記新たな平均偏差値(RTTVAR(new))が異なる方法で計算されることを特徴とする方法。
IPC (1件):
H04L 12/56 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04L 12/56 400 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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