特許
J-GLOBAL ID:201103094481157232

表面硬化処理用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉岡 幹二 ,  穂上 照忠 ,  千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-258551
公開番号(公開出願番号):特開2011-102425
出願日: 2009年11月12日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
【課題】表面処理を施した後の焼入れで生じる熱処理歪を十分低減することができ、寸法精度の高い「高強度表面硬化部品」を得るのに好適な表面硬化処理用鋼材の提供。【解決手段】C:0.10〜0.30%、Si≦0.35%、Mn:0.15〜1.5%、P≦0.04%、S:0.001〜0.07%、Cr:1.5〜3.0%、Al:0.02〜0.05%、N:0.0035〜0.0100%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0005〜0.0050%を含有し、〔4.1≦DI=0.311×C0.5×(1+0.64×Si)×(1+4.10×Mn)×(1+2.83×P)×(1-0.62×S)×(1+2.33×Cr)×(1+3.14×Mo)×{1+1.5×(0.90-C)}≦20.0〕、かつ、横断面内におけるDIの標準偏差が0.25以下であって、残部がFeと不純物からなる化学組成を有する表面硬化処理用鋼材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.35%以下、Mn:0.15〜1.5%、P:0.04%以下、S:0.001〜0.07%、Cr:1.5〜3.0%、Al:0.02〜0.05%、N:0.0035〜0.0100%、Ti:0.005〜0.10%およびB:0.0005〜0.0050%を含有し、下記の(1)式で表されるDIの範囲が4.1〜20.0、かつ、横断面内におけるDIの標準偏差が0.25以下であって、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有することを特徴とする表面硬化処理用鋼材。 DI=0.311×C0.5×(1+0.64×Si)×(1+4.10×Mn)×(1+2.83×P)×(1-0.62×S)×(1+2.33×Cr)×(1+3.14×Mo)×{1+1.5×(0.90-C)}・・・(1) ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/32 ,  C21D 1/06 ,  C23C 8/32
FI (4件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/32 ,  C21D1/06 A ,  C23C8/32
Fターム (4件):
4K028AA01 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01 ,  4K028AC08

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