特許
J-GLOBAL ID:201103094620992524

射出成型機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-301352
公開番号(公開出願番号):特開2002-103408
特許番号:特許第3816325号
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 先端部に溶融材料を射出する射出口を有し、後端部に被溶融材料チップが充填供給される供給口を有する射出成型用の細長いシリンダと、 軸の周囲の縦線方向に沿って螺旋状に連続して延びるように形成されたスレッドを有し、前記シリンダの内部に配置されて前記シリンダ内で回転運動及び往復直線運動をする細長い射出用スクリューと、 前記射出用スクリューを回転させるための回転駆動用サーボモータと、 前記射出用スクリューに往復直線運動を行わせるための往復直線運動用サーボモータと、 前記回転運動用サーボモータ及び前記往復直線運動用サーボモータの駆動を制御するモータ駆動制御回路とを具備し、 前記供給口から供給された前記被溶融材料チップを溶融するために前記シリンダを加熱した状態で、前記射出用スクリューを回転させながら所定位置まで後退させることにより、前記射出用スクリューの先端と前記射出口との間に計量された前記溶融材料を溜めて、前記射出用スクリューを前進させることにより前記溶融材料を前記射出口から射出する射出成型機であって、 前記モータ駆動制御回路は、 前記射出用スクリューに加わる反抗トルクを検出するロードセルと 前記回転駆動用サーボモータのサーボアンプに前記射出用スクリューの回転速度を制御するための回転速度制御指令を出力し、前記往復直線運動用サーボモータのサーボアンプに前記射出用スクリューの直線運動速度を制御するための直線運動速度制御指令を出力する制御指令発生手段と、 前記射出用スクリューに加わる前記反抗トルクの目標値と前記ロードセルから出力される前記反抗トルクとの偏差を求める比較手段と、 前記偏差をゼロに近づけるのに必要な制限指令を求めて前記制御指令発生手段に出力する制限指令演算手段とを具備し、 前記制御指令発生手段は、射出時に前記直線運動速度制御指令に制限を付して前記射出口から射出される溶融材料の圧力を制限するリミッタを備えており、 前記リミッタは前記制限指令によりリミット値が変更可能に構成されており、 前記制御指令発生手段は、射出時において、前記射出用スクリューの前記直線運動速度が一定になるまでは、前記制限指令を前記リミッタに与えずに前記リミット値を前記直線運動速度制御指令が制限されずに出力される値とし、前記直線運動速度が実質的に一定になった以降は、前記制限指令を前記リミッタに与えてリミット値を変更するように構成されており、 前記制御指令発生手段は、前記反抗トルクが目標値よりも大きいときには、前記リミット値を小さくする前記制御指令を出力し、前記反抗トルクが目標値よりも小さいときには、前記リミット値を大きくする前記制御指令を出力し、前記反抗トルクが目標値に等しいときには、前記リミット値を維持する前記制御指令を出力するように構成されていることを特徴とする射出成型機。
IPC (2件):
B29C 45/77 ( 200 6.01) ,  B29C 45/50 ( 200 6.01)
FI (2件):
B29C 45/77 ,  B29C 45/50
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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