特許
J-GLOBAL ID:201103094673305090

オンライン血液透析濾過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 弘明 ,  矢葺 知之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330376
公開番号(公開出願番号):特開2001-112863
特許番号:特許第4233717号
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 病的な状態において血液中に蓄積した老廃物を膜分離によって浄化する血液浄化装置であって、 大量の電解質液である透析液を供給する能力を持たせるため、基本的な構成として、 (a)血液を血液浄化器に循環させるためのローラー型の血液ポンプと血液の流路となる動脈側および静脈側の血液回路、 (b)透析液を血液浄化器に送り込むための送液ライン、 (c)血液との物質交換により老廃物を溶存した透析液を排液するための排液ライン、 (d)送液ラインおよび排液ラインの流量を等しく保つ密閉系、 (e)静脈チャンバー、動脈チャンバーおよび透析液排液ラインの血液浄化器近傍に設けた圧力モニター、 (f)体内に蓄積した余分の体液を正確に一定の速度で血液から限外濾過により除去するための除水ポンプと系外へのドレーンを有する除水ライン、さらに本発明に特徴的な構成として、 (g)密閉系外に設けた1次限外濾過フィルターの素通り側から密閉系外の透析液排液ラインにバイパスする形で連結した1次フィルター洗浄ライン、 (h)透析液送液ライン内の2次限外濾過フィルター部を局所的に一定圧以上の陽圧に保つとともに高循環流量を維持する透析液循環ライン、 (i)2次限外濾過フィルターより補液用の透析液濾液を抽出し、中途に補液ポートを有し送液ラインに合流する濾液ライン、 (j)透析液循環ラインおよびこれに連結する透析液送液ラインと透析液排液ラインを連結するバイパスするラインである圧力逃がしライン、 (k)濾液ラインと血液回路を連結し、2次限外濾過フィルターを血液回路へ導くための補液ライン、 (l)補液ラインの血液回路合流部近傍に設けた漏血センサーを少なくとも有し、 補液回路系に停滞がなく清浄な置換液を安定供給し、補液用のローラーポンプやポンプセグメントを有する複雑で高価な補液回路を不要とし、補液回路の血液逆流が生じないような安全機構を有し、圧力制御濾過または速度制御濾過モードによる血液透析濾過および血液濾過を前希釈でも後希釈でも自在の組み合わせでプログラムによる条件設定を行える省力型高性能オンライン血液透析濾過装置。
IPC (3件):
A61M 1/34 ( 200 6.01) ,  A61M 1/02 ( 200 6.01) ,  A61M 1/14 ( 200 6.01)
FI (4件):
A61M 1/34 500 ,  A61M 1/34 503 ,  A61M 1/02 540 ,  A61M 1/14 551
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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