特許
J-GLOBAL ID:201103094916585509

化学的酸素要求量測定用溶液の添加量確認方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-259721
公開番号(公開出願番号):特開2011-106853
出願日: 2009年11月13日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】検査水へ過マンガン酸カリウム溶液および硫酸溶液のそれぞれ所定量を添加することで検査水に含まれる被酸化性物質を過マンガン酸カリウムにより酸化し、この際に消費される過マンガン酸カリウムの量に基づいて検査水の化学的酸素要求量を測定するに当り、化学的酸素要求量の測定結果に影響を与えずに、検査水へ添加する過マンガン酸カリウム溶液および硫酸溶液の添加量を個別に正確に確認できるようにする。【解決手段】検査水へ過マンガン酸カリウム溶液を添加した後、検査水の525nmの吸光度Aを測定し、この吸光度Aに基づいて添加された過マンガン酸カリウム溶液が所定量であるか否かを確認する。続いて検査水へ濃度10容量%以下の硫酸溶液を添加した後、検査水の525nmの吸光度Bを測定し、吸光度Aから吸光度Bへの変動量に基づいて添加された硫酸溶液の量が所定量であるか否かを確認する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
検査水へ過マンガン酸カリウム溶液および硫酸溶液のそれぞれ所定量を添加することで前記検査水に含まれる被酸化性物質を過マンガン酸カリウムにより酸化し、この際に消費される過マンガン酸カリウムの量に基づいて前記検査水の化学的酸素要求量を測定するに当り、前記検査水へ添加する前記過マンガン酸カリウム溶液および前記硫酸溶液の添加量を確認するための方法であって、 前記検査水へ前記過マンガン酸カリウム溶液を添加した後、前記検査水の所定波長における吸光度Aを測定し、この吸光度Aに基づいて前記検査水へ添加した前記過マンガン酸カリウム溶液の量が所定量であるか否かを確認する工程1と、 工程1に続いて前記検査水へ前記硫酸溶液を添加した後、前記検査水の前記所定波長における吸光度Bを測定し、吸光度Aから吸光度Bへの変動量に基づいて前記検査水へ添加した前記硫酸溶液の量が所定量であるか否かを確認する工程2と、 を含む化学的酸素要求量測定用溶液の添加量確認方法。
IPC (2件):
G01N 21/75 ,  G01N 33/18
FI (2件):
G01N21/75 E ,  G01N33/18 104
Fターム (7件):
2G054AA02 ,  2G054AB08 ,  2G054EA04 ,  2G054EB02 ,  2G054EB03 ,  2G054EB10 ,  2G054GA03

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