特許
J-GLOBAL ID:201103095817111852

二次電池暴爆防止方法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171432
特許番号:特許第3038659号
出願日: 1999年05月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 熱伝導性の良好な材料により形成される細長の密閉筒体内に該筒軸方向に直列に並ぶA室、B室及びC室の3室を設け、一端部のA室と中央部のB室とは、低融点合金製の板材または薄板からなる固定された可溶仕切板で仕切る一方、前記B室と他端部のC室とは、常温状態では接着作用により固定保持され、高温状態では加熱に基づく接着作用の解除によりB室内でのピストン移動可能なように介設された板材または薄板からなる可動仕切板で仕切って、前記A室と前記B室には、前記高温状態下での混合によって化学反応し、負の溶解熱を発生するM剤とN剤の2種の反応剤をそれぞれ充填する一方、前記C室には、前記可動仕切板を押圧により移動させるための押圧手段を収納して、これにより熱化学反応に基づく急冷却を行う急冷筒体を構成してなり、この急冷筒体を二次電池のケース内に収蔵させて、当該二次電池が前記高温状態に温度上昇した際、前記可溶仕切板が溶融し、前記可動仕切板が接着作用の解除により前記押圧手段の押圧作用でB室内をピストン移動することに基づき、前記M剤と前記N剤とが前記A室内で混合することにより発生する負の溶解熱を利用して二次電池の温度を急速に降下させるようにすることを特徴とする二次電池暴爆防止方法。
IPC (3件):
H01M 10/42 ,  A62C 3/16 ,  H01M 10/50
FI (3件):
H01M 10/42 Z ,  A62C 3/16 C ,  H01M 10/50

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