特許
J-GLOBAL ID:201103096031539146

多孔性焼成体を用いたダイオキシンの吸着除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武石 靖彦 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-141929
特許番号:特許第3037688号
出願日: 1999年05月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ゴミ焼却炉から排出される排ガス中に含まれるダイオキシンを吸着除去するための方法であって、工程A:a)可燃性有機物と、b)粘結剤としての粘土鉱物と、c)ゼオライト、炭酸カルシウム、及び、ゼオライト又は炭酸カルシウム含有無機系廃棄物から成る群より選ばれた粉末状添加物とを、予め含水率が70%になるように調整された上記可燃性有機物100重量部に対して上記粘土鉱物2〜20重量部及び粉末状添加物0.3〜8重量部の比率にて混合を行い、上記可燃性有機物の表面に、上記粘土鉱物及び粉末状添加物を均一に被覆した後、ロータリキルンを用いて600〜700°Cまで加熱して自己燃焼を生じさせ、その後、自己燃焼により焼成を行い、上記可燃性有機物の炭化により生じた炭素の表面にセラミックス層がコーティングされた焼成物を得、その後、該焼成物を粉砕及び整粒し、90%以上が200μm以下の粒径である多孔性焼成体を製造する工程、及び工程B:上記工程Aで得られた多孔性焼成体を、ゴミ焼却炉から集塵器へ移送される排ガスに吹き込み、上記排ガス中に含まれるダイオキシンを上記多孔性焼成体に吸着させ、上記集塵器によって、排ガス中の粉塵と共に上記多孔性焼成体を排ガスから分離除去する工程を含むことを特徴とする多孔性焼成体を用いたダイオキシンの吸着除去方法。
IPC (3件):
B01D 53/70 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01J 20/18
FI (3件):
B01D 53/34 134 E ,  B01J 20/18 C ,  B01D 53/34 ZAB

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