特許
J-GLOBAL ID:201103096203636190

平角エナメル線用塗装ダイス及び平角エナメル線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-002605
公開番号(公開出願番号):特開2011-142030
出願日: 2010年01月08日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
【課題】偏肉化現象を抑制し均等な厚さを有する絶縁被膜を平角導体線の全周・長尺にわたって安定性よく形成できる平角エナメル線用の塗装ダイスの提供。【解決手段】ソリッドダイス本体31と前記ソリッドダイス本体31に設けられ前記平角導体線を挿通させるダイス孔32とを有し、前記ダイス孔32は、前記平角導体線が挿通される方向に沿って、開口面積が単調減少していく導入部と、前記開口面積が一定である領域を少なくとも有する塗布部とから構成され、前記塗布部の開口形状が、4つのフラット部と4つの丸コーナー部とから成る矩形状であり、前記ダイス孔の内側に向かって突出する複数の突起33が、前記4つのフラット部の各内表面に形成されており、前記複数の突起33の頂部は、前記平角導体線が挿通される方向と垂直な断面形状が円弧状、長円弧状または楕円弧状であり、かつ前記頂部の曲率が前記4つの丸コーナー部の曲率よりも大きい。【選択図】図8
請求項(抜粋):
平角導体線の周囲に絶縁塗料を塗布するための塗装ダイスであって、 前記塗装ダイスは、ソリッドダイス本体と前記ソリッドダイス本体に設けられ前記平角導体線を挿通させるダイス孔とを有し、 前記ダイス孔は、前記平角導体線が挿通される方向に沿って、開口面積が単調減少していく導入部と、前記開口面積が一定である領域を少なくとも有する塗布部とから構成され、 前記塗布部の開口形状が、4つのフラット部と4つの丸コーナー部とから成る矩形状であり、 前記ダイス孔の内側に向かって突出する複数の突起が、前記4つのフラット部の各内表面に形成されており、 前記複数の突起の頂部は、前記平角導体線が挿通される方向と垂直な断面形状が円弧状、長円弧状または楕円弧状であり、かつ前記頂部の曲率が前記4つの丸コーナー部の曲率よりも大きいことを特徴とする平角エナメル線用の塗装ダイス。
IPC (2件):
H01B 13/16 ,  H01B 13/00
FI (2件):
H01B13/16 C ,  H01B13/00 517
Fターム (2件):
5G325KA01 ,  5G325KB11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-102581
  • 絶縁電線
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-133294   出願人:古河電気工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-102581
  • 絶縁電線
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-133294   出願人:古河電気工業株式会社

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