特許
J-GLOBAL ID:201103096441415835
非接触ICカードの同調調整方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-140222
公開番号(公開出願番号):特開2000-331137
特許番号:特許第4242512号
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 読み書き装置との間で情報と電力との伝達を非接触で行う場合に使用可能なアンテナ機構と非接触ICチップとをカードに内封するように備え、
該アンテナ機構は、電磁誘導によって伝達エネルギーを受信可能とするアンテナ状コイルと、該アンテナ状コイルと共振回路を形成する平行平板コンデンサと、をカードに内封するように備えており、電源は備えていない非接触ICカード用部材の該平行平板コンデンサが、
印刷配線板の両面に該印刷配線板を間に挟むようにパターン状に対向して設けられた導電性被膜で形成されており、
前記読み書き装置から送信された通信周波数に同調可能となるように該平行平板コンデンサのコンデンサ容量を調整する非接触ICカードの同調調整方法であって、
(イ)内封している前記平行平板コンデンサが、少なくとも1つの主コンデンサと該主コンデンサよりも容量が小さく1以上の数の調整用コンデンサが形成されてあり、該主コンデンサと個々の調整用コンデンサとの間が微細な配線部で接続されてある非接触ICカード用部材と、
(ロ)電極位置決め手段、そして、
(ハ)高周波電力源とそれに接続された複数の平板電極を備えた高周波電界印加手段、
これら(イ),(ロ)及び(ハ)を使用して、該非接触ICカード用部材の該主コンデンサの電極位置の該当する片側の表面には、前記高周波電界印加手段の1枚の平板電極を対向して配置し、
また、前記調整用コンデンサの電極位置に対しては、前記高周波電界印加手段の他の平板電極を対向させて、
これにより前記平板電極と前記主コンデンサ及び調整用コンデンサとの間を容量結合することで電気回路を形成して、前記共振回路のコンデンサの電極に高周波電力を供給することで前記配線部を溶融切断することによって、前記平行平面コンデンサのトリミング調整を行うこと、を特徴とし、
かつ前記非接触ICカードが複数の調整用コンデンサを容量値すべてほぼ同一となるように設定したものであって、
センサーと共振測定手段を用いて非接触ICカード用部材の共振状態からのズレ量を計測し、
その出力信号をコンピュータ制御手段が処理することで、ズレ量に応じて、分割された調整用コンデンサの配線部を順次切断処理すること、
を特徴とする非接触ICカードの同調調整方法。
IPC (2件):
G06K 19/07 ( 200 6.01)
, G06K 19/077 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06K 19/00 H
, G06K 19/00 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ICカード
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-320966
出願人:ソニー株式会社
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度数カード
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-264987
出願人:株式会社ハイテック・システムズ
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積層電子部品の特性調整方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-018339
出願人:ティーディーケイ株式会社
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