特許
J-GLOBAL ID:201103096562191616

計算機システムの管理方法、計算機システム管理端末および計算機管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-086432
公開番号(公開出願番号):特開2011-221581
出願日: 2010年04月02日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】業務プログラム間の通信を考慮して、システム全体として通信量や消費電力を低減する技術を提供できるようにすること。【解決手段】複数のサーバにより複数の仮想サーバが実行される計算機システムにおいて、仮想サーバ間の通信量を計測し、通信量と通信経路にあるネットワーク装置の利用コストとに応じて平均消費コストを算出し、上記仮想サーバを他のサーバに割り当てた場合の平均消費コストを算出し、平均消費コストが下がる他のサーバに上記仮想サーバを再割当する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ネットワーク装置を介して接続される複数のサーバにより複数の仮想サーバが実行される計算機システムにおいて、前記仮想サーバの前記サーバへの割当を行う管理装置であって、 前記仮想サーバが割り当てられている前記サーバを記憶する割当情報と、 前記サーバが提供可能なリソース量を特定するサーバリソース空き情報と、 前記仮想サーバの実行に必要なリソース量と、 前記サーバ間での通信時に経由する前記ネットワーク装置を特定する構成情報と、 前記ネットワーク装置毎に単位通信量あたりの利用コストを特定するコスト情報と、 前記仮想サーバ間の平均通信量ならびに前記利用コストおよび前記平均通信量に応じて算出される平均消費コストを特定するネットワーク利用情報と、を記憶する記憶部と、 前記仮想サーバの前記サーバへの割当を行うインフラ制御管理部と、を備え、 前記インフラ制御管理部は、 再割当を行う前記仮想サーバである候補仮想サーバを選択し、 選択した前記仮想サーバに対応する前記ネットワーク利用情報の前記平均消費コストを集計して前記平均消費コストの現在値を算出し、 再割当を行う前記仮想サーバである候補仮想サーバを選択し、 前記候補仮想サーバの実行に必要な前記リソース量を前記記憶部から取得し、 取得した前記必要なリソース量を提供可能な前記サーバである候補サーバを前記サーバリソース空き情報から特定し、 特定した前記候補サーバのそれぞれについて、前記候補仮想サーバとは異なる他の前記仮想サーバが割り当てられている前記サーバを前記割当情報から特定し、特定した前記サーバと前記候補サーバとの間の通信において経由する前記ネットワーク装置を前記構成情報から特定し、特定した前記ネットワーク装置に対応する前記コスト情報により特定される前記利用コストと、前記ネットワーク利用情報から特定される前記候補仮想サーバおよび前記他の仮想サーバの間の前記平均通信量とに応じて、前記候補サーバに前記候補仮想サーバを再割当した場合の前記平均消費コストを算出し、 前記候補サーバ毎に前記平均消費コストを集計して前記平均消費コストの予測値を算出し、 前記現在値よりも小さい前記予測値に対応する前記候補サーバに前記候補仮想サーバを再割当すること、 を特徴とする計算機システム管理装置。
IPC (2件):
G06F 9/50 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F9/46 465D ,  G06F9/46 350

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