特許
J-GLOBAL ID:201103096894182912

斜板型液圧回転機のピストン及びシューの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-154818
公開番号(公開出願番号):特開2001-065448
特許番号:特許第4026984号
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2001年03月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ケースに内設された斜板と、斜板を貫通してケースに回転自在に支承された駆動軸に軸方向に摺動自在に設けられ、かつ斜板に対向して回転するシリンダブロックと、シリンダブロックに設けられた複数個のシリンダ穴内に摺動自在に嵌入され、先端部に凹球面部(11)を有するピストン(10)と、一端部にピストン(10)の凹球面部(11)に嵌合して摺動自在に結合される凸球面部(21)を有し、かつ他端部にシリンダブロックの回転に伴って斜板上を摺動する摺動板を有するシュー(20)とを備えた斜板型液圧回転機のピストン及びシューの製造方法において、 (1)調質材を加工してピストン(10)及びシュー(20)を製作する加工工程と、 (2)ピストン(10)の凹球面部(11)にシュー(20)の凸球面部(21)を嵌合し、ピストン(10)の凹球面部(11)の先端部を縮径して摺動自在に結合する結合工程と、 (3)結合したピストン(10)の凹球面部(11)とシュー(20)の凸球面部(21)との間に隙間部(S)を設けてガス軟窒化処理を行い、ピストン(10)及びシュー(20)の表面に窒化層を設ける熱処理工程とからなり、 前記熱処理工程は、大径通路(14)から絞り部(15)を経由して凹球面部(11)へ通じる潤滑油通路(13)を有するピストン(10)と、凸球面部(21)へ通じる潤滑油通路(28)を有するシュー(20)とを結合した状態で、それぞれの潤滑油通路(13,28)を経由させて窒化処理ガスを導入し、ピストン(10)、凹球面部(11)、シュー(20)及び凸球面部(21)の表面に窒化層を設ける ことを特徴とする斜板型液圧回転機のピストン及びシューの製造方法。
IPC (3件):
F04B 1/22 ( 200 6.01) ,  F03C 1/253 ( 200 6.01) ,  C23C 8/32 ( 200 6.01)
FI (3件):
F04B 1/22 ,  F03C 1/253 ,  C23C 8/32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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