特許
J-GLOBAL ID:201103097127604018

電線の止水構造および該止水構造の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-230790
公開番号(公開出願番号):特開2011-081918
出願日: 2009年10月02日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】被覆電線端末の圧着端子接続部からの浸水を低コストに防止する。【解決手段】電線10の端末から露出させた芯線12の複数の素線11が、超音波溶接または抵抗溶接で一体されて芯線溶接部Bとされ、該芯線溶接部Bは芯線の先端まで延在または圧着端子20の芯線バレル24と絶縁被覆バレル25との間の位置に部分的に設けられ、芯線バレル24が芯線12または芯線溶接部Bに加締圧着されると共に圧着端子20の絶縁被覆バレル25が電線10の絶縁被覆層13に加締圧着され、かつ、少なくとも芯線溶接部Bから絶縁被覆バレル25の圧着位置を越えて絶縁被覆層13にかけた部分が止水剤31が封入された熱収縮チューブ30で被覆されていることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数本の素線からなる芯線を絶縁被覆層で被覆している電線の内部に、該電線の端末側の圧着端子との接続部から浸水が生じることを防止する電線の止水構造であって、 前記電線端末の絶縁被覆層を除去して露出させた芯線の複数の素線が、超音波溶接または抵抗溶接で一体されて芯線溶接部とされ、該芯線溶接部は芯線の先端まで延在または前記圧着端子の芯線バレルと絶縁被覆バレルとの間の位置に部分的に設けられ、 前記圧着端子の芯線バレルが、芯線または前記芯線溶接部に加締め圧着されると共に、該圧着端子の絶縁被覆バレルが前記電線の絶縁被覆層に加締め圧着され、かつ、 少なくとも前記芯線溶接部から前記絶縁被覆バレルの圧着位置を越えた領域に止水剤が封入された熱収縮チューブで被覆されていることを特徴とする電線の止水構造。
IPC (2件):
H01R 4/70 ,  H01R 4/18
FI (2件):
H01R4/70 G ,  H01R4/18 A
Fターム (14件):
5E085BB03 ,  5E085BB12 ,  5E085CC03 ,  5E085DD03 ,  5E085DD04 ,  5E085DD14 ,  5E085FF01 ,  5E085GG11 ,  5E085GG19 ,  5E085HH06 ,  5E085HH13 ,  5E085JJ17 ,  5E085JJ38 ,  5E085JJ41
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電線端末部の防水構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-200909   出願人:住友電装株式会社
  • 電線接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-153222   出願人:住友電装株式会社
審査官引用 (2件)
  • 電線端末部の防水構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-200909   出願人:住友電装株式会社
  • 電線接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-153222   出願人:住友電装株式会社

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