特許
J-GLOBAL ID:201103097649931868

油圧シリンダの増圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-275041
公開番号(公開出願番号):特開2002-089507
特許番号:特許第3474840号
出願日: 2000年09月11日
公開日(公表日): 2002年03月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 作業用シリンダと、前記作業用シリンダのヘッド側シリンダ室に増圧室を連通させた増圧シリンダと、前記作業用シリンダのヘッド側とロッド側の各ポートに対する作動油の供給/排出を制御する切換え弁と、前記作業用シリンダのヘッド側ポートと前記切換え弁との接続回路(以下、「ヘッド側給排回路」という)に介装せしめられ、前記作業用シリンダのロッド側ポートと前記切換え弁の接続回路(以下、「ロッド側給排回路」という)の圧力をパイロット圧力とした第1パイロットチェック弁とを具備すると共に、前記ヘッド側給排回路における第1パイロットチェック弁より切換え弁側の回路と前記増圧シリンダの駆動室側との接続回路中に、前記切換え弁を介してヘッド側給排回路に作動油を供給する油圧ポンプの定格圧力で閉状態から開状態へ切換わるチェック弁付きシーケンス弁と、前記ロッド側給排回路の圧力をパイロット圧力とした第2パイロットチェック弁とを順次直列に介装した構成からなり、前記増圧シリンダの増圧比:Kを、K>PLa/Pp(但し、Ppは油圧ポンプの定格圧力、PLaは前記作業用シリンダのピストン・ロッド前進工程でPpとピストン・ロッドに作用する負荷とが平衡状態になった後に発生する最大負荷の作用時におけるヘッド側シリンダ室の圧力)とすると共に、前記増圧シリンダの増圧室側の最大吐出容量:ΔVを、ΔV=(PLa-Pp)×Va×β(但し、Vaは前記平衡状態になる時のヘッド側シリンダ室の容積、βは作動油の圧縮率)として設定したことを特徴とする油圧シリンダの増圧装置。
IPC (4件):
F15B 3/00 ,  B22C 9/10 ,  B22D 17/32 ,  F15B 11/028
FI (5件):
F15B 3/00 Z ,  F15B 3/00 F ,  B22C 9/10 S ,  B22D 17/32 Z ,  F15B 11/02 K

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