特許
J-GLOBAL ID:201103097682553992

最適化された利得の低層数反射型偏光子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  水谷 好男 ,  森 啓 ,  遠藤 力
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-503057
公開番号(公開出願番号):特表2011-516920
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
通過及びブロック軸の両方に沿って隣接ミクロ層の間の増加した面内屈折率差を有し、厚さ又はz軸に沿って隣接するミクロ層の間の負の屈折率差を有する、多層反射型偏光フィルムが開示されている。空気に露出されているフィルムの前後の主表面は、通過軸反射率にフレスネル反射率成分をもたらし、ミクロ層は通過軸反射率にミクロ層成分をもたらし、フレスネル反射率成分よりも速く入射角と共に増加するp偏光の反射率を好ましくは有するこのようなミクロ層成分は減少して、p偏光に対する軸外れの利得ピークを実質的に回避する。このフィルムは、単調な光学的繰り返し単位厚さプロファイルを持つ単一の凝集性積層体として配列されている比較的小さい全数のミクロ層を好ましくは使用し、少なくとも一部のミクロ層はポリエチレンナフタレート又はそのコポリマーを好ましくは含む。
請求項(抜粋):
ブロック(x)軸及び通過(y)軸を有する反射型偏光子であって、 空気に露出され、それゆえブリュースター角反射極小を呈する第1及び第2の相対する主表面であって、前記主表面は、前記x軸及びy軸にそれ自身垂直であるz軸に垂直に配置されている、第1及び第2の相対する主表面、及び 前記主表面の間に配置され、それぞれΔnx、Δny及びΔnzの前記x軸、y軸、及びz軸に沿った屈折率差を呈する、隣接ミクロ層対に配列されているNミクロ層の積層体であって、Δnx>Δny>0>Δnzである積層体、を含み、 前記数N及び前記組み合わせの屈折率差Δnxは、前記x軸に沿って偏光した法線入射光に対して高い反射率Rblocknormalを有する偏光子を提供するのに充分に小さく、前記Rblocknormalは少なくとも80%であり、 前記数N及び前記組み合わせの屈折率差Δnyは、前記y軸に沿って偏光した法線入射光に対して低い反射率Rpassnormalを有する偏光子を提供するのに充分に小さく、前記Rpassnormalは25%以下であり、 前記数N及び前記組み合わせの屈折率差Δnyは、前記反射型偏光子が前記第1の主表面の前記ブリュースター角度において前記y-z面中で入射するp偏光に対する前記Rpassnormalよりも大きい反射率を呈するのに充分に大きく、 前記Δnyが前記Rpassnormalの増分部分Rpassincの原因であり、前記Δnyに等しい前記Δnxの対応する部分が前記Rblocknormalの増分部分Rblockincの原因であり、前記数Nが充分に小さく、前記Rblockincは前記Rpassincに同等である、反射型偏光子。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/133
FI (3件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/13357
Fターム (22件):
2H149AA01 ,  2H149AB01 ,  2H149BA04 ,  2H149BA27 ,  2H149BB28 ,  2H149CA02 ,  2H149EA12 ,  2H149EA22 ,  2H149FA12W ,  2H149FC06 ,  2H149FD03 ,  2H149FD10 ,  2H191FA25Z ,  2H191FA42Z ,  2H191FA52Z ,  2H191FA71Z ,  2H191FA82Z ,  2H191FA85Z ,  2H191FD16 ,  2H191FD17 ,  2H191LA27 ,  2H191LA33
引用特許:
審査官引用 (2件)

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