特許
J-GLOBAL ID:201103097822208930

生体活動電流源推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-140075
公開番号(公開出願番号):特開2000-325323
特許番号:特許第4000343号
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】生体活動電流によって生じる磁界を複数個の磁気センサで検出することによって、生体活動電流源の位置,大きさ,方向等の物理量を推定する生体活動電流源推定装置であって、(a)被検体の診断対象領域に近接配備され、前記診断対象領域内の生体活動電流源による微小磁界を計測する複数個の磁気センサと、(b)前記各磁気センサによって計測された磁界データをデジタルデータに変換するデータ変換手段と、(c)前記デジタルデータに変換された磁界データを収集して記憶するデータ収集手段と、(d)前記診断対象領域に、複数個の格子点(格子点群)を設定する格子点設定手段と、(e)前記各格子点上の未知の電流源が及ぼす磁界と前記データ収集手段に記憶された磁界データの2乗誤差と、前記電流源の重み付き2乗和との和を最小にするという条件を付加することにより未知の電流源を求める電流源算出手段と、(f)前記求めた電流源から計算した磁界と前記磁気センサにより実際に計測されて前記データ収集手段に記憶された磁界データとの2乗誤差が大域的に最小となったか否かを判断する判断手段と、(g)前記2乗誤差が大域的に最小でないと判断された場合に、格子点群を複数の多面体の各頂点でグループ分けするとともに、各グループ毎に推定電流の最も小さな格子点を動かして移動後の格子点の電流源の大きさを予測し、その結果から電流源が大きくなると期待される位置を格子点の再配置位置として決定して格子点群を再配置する格子点群再配置手段と、(h)前記電流源算出手段、前記判断手段、および前記格子点群再配置手段による各処理を繰り返し、前記判断手段で2乗誤差が大域的に最小と判断された場合の磁界に対応する電流源を真の電流源と推定する電流源特定手段と、(i)前記電流源特定手段で推定された電流源を、前記被検体の診断対象領域の断層像に重ね合わせて表示する表示手段とを備えたことを特徴とする生体活動電流源推定装置。
IPC (2件):
A61B 5/05 ( 200 6.01) ,  G01R 33/035 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61B 5/05 A ,  G01R 33/035 ZAA

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