特許
J-GLOBAL ID:201103098469637194

脈波伝播速度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-264070
公開番号(公開出願番号):特開2011-104208
出願日: 2009年11月19日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】測定対象以外の動脈からの脈波の影響を受けずに高精度に脈波伝播速度を測定する。【解決手段】第1脈波検出部12を血流の上流側に設定した第1測定点に装着する。第2脈波検出部13を下流側に設定した第2測定点に装着する。脈波伝播速度算出部14は、第1,第2脈波検出部12,13で検出された脈波の時間差から算出された脈波伝播時間と第1,第2脈波検出部12,13間の距離とに基づいて脈波伝播速度を算出し、出力部15から利用者に提示する。加圧調整部16は、脈波伝播速度の測定を行う際に、上記第1測定点を通る動脈と並走する動脈に設定された加圧点に装着された加圧部17を制御して、加圧力を発生させる。こうして、上記第1測定点を通る動脈と並走する動脈の脈波伝播速度を低下させて第2脈波検出部13へ伝播する時間を遅延させ、上記第1測定点を通る動脈と並走する動脈からの脈波の影響を受けずに高精度に脈波伝播速度を測定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体における予め設定された第1設定部位に装着されると共に、上記第1設定部位を通る第1動脈の脈波を検出する第1脈波検出部と、 上記生体の上記第1設定部位よりも血流の下流側における予め設定された第2設定部位に装着されると共に、上記第2設定部位を通る第2動脈の脈波を検出する第2脈波検出部と、 上記生体における予め設定された設定部位であって、上記第1動脈と並走すると共に、上記第2動脈へ脈波を伝播する第3動脈が通る第3設定部位に装着されて、上記生体の外部から上記第3動脈を加圧する加圧部と、 上記加圧部による上記第3動脈に対する加圧の状態を調整する加圧調整部と、 上記加圧部によって上記第3動脈に対して加圧を行っている場合に、上記第1脈波検出部から出力される第1脈波信号と上記第2脈波検出部から出力される第2脈波信号との時間差に基づいて、上記第1設定部位と上記第2設定部位との間の脈波伝播速度を算出する脈波伝播速度算出部と を備えたことを特徴とする脈波伝播速度測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/02 ,  A61B 5/024
FI (2件):
A61B5/02 A ,  A61B5/02 310Z
Fターム (9件):
4C017AA09 ,  4C017AB02 ,  4C017AB03 ,  4C017AC01 ,  4C017AC04 ,  4C017AC26 ,  4C017AD01 ,  4C017DE01 ,  4C017FF05

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