特許
J-GLOBAL ID:201103098937162018

内視鏡用可撓管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  風間 鉄也 ,  水野 浩司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247861
公開番号(公開出願番号):特開2001-070234
特許番号:特許第3791882号
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2001年03月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 金属製弾性薄帯板よりなる螺旋管の外周に網状管を被覆し、該網状管の外周に外装チューブを被覆する内視鏡用可撓管の製造方法について、 螺旋管の内径と同一、若しくはこれより大きい径の金属製若しくは合成樹脂製の螺旋管巻付け用芯金の外周面に、金属製弾性薄帯板を同一ピッチで巻き付けて螺旋管を形成する工程と、 上記螺旋管の端部を上記螺旋管巻付け用芯金に仮止め部材で第1の仮止めを行う第1の仮止め工程と、 上記螺旋管の外周に網状管を被覆する網状管被覆工程と、 上記網状管の端部を固定し、この網状管をしごいて螺旋管に密着させた後、上記網状管と螺旋管の両端部をろう付け手段で第2の仮止めを行う第2の仮止め工程と、 上記網状管の端部の固定を開放し、上記第1の仮止めを外し、上記螺旋管巻付け用芯金を引き抜き、同螺旋管巻付け用芯金の外径より小さい外径を有した金属製若しくは合成樹脂製のろう付け用芯金に差し換える第1の芯金差換工程と、 この第1の芯金差換工程後、上記網状管の両端を引張し捩じった状態で第3の仮止めを行う第3の仮止め工程と、 上記網状管の両端の所定の位置に、5〜10mmの幅で網状管と螺旋管にろう付け手段で本固定を行う本固定工程と、 上記第3の仮止め工程で固定した部分を外し、ろう付け用芯金を抜き取る芯金引抜き工程と、 本固定した上記螺旋管と網状管の上記口金部材を取付ける側のろう付け部を所定の寸法に切断する工程と、 この抜き取ったろう付け用芯金をバイス等に固定すると共に、予め同芯金に可撓管の口金部材を挿通しておく工程と、 上記螺旋管と網状管を、その切断部から上記ろう付け用芯金に挿入し、上記口金部材と嵌合させ、同口金に固定する工程と、 網状管を外装した螺旋管から上記ろう付け用芯金を抜き取り、同ろう付け用芯金の外径より小さい外径を有し、金属製若しくは合成樹脂製のチューブ挿入用芯金を差し換える第2の芯金差換工程と、 チューブ挿入用芯金が上記口金部材側から挿入されている螺旋管と網状管に外装チューブの一端部を押し付け、外装チューブの他端部から空気を送気し、外装チューブを膨らませながら網状管の外周に被覆してゆき、一端部が上記口金部材の所定の位置に来るまで外装チューブを被せる外装チューブ被覆工程と、 を有することを特徴とする内視鏡用可撓管の製造方法。
IPC (2件):
A61B 1/00 ( 200 6.01) ,  G02B 23/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61B 1/00 310 A ,  G02B 23/24 A

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