特許
J-GLOBAL ID:201103099167008747

顕微鏡システム、標本観察方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-043441
公開番号(公開出願番号):特開2011-179924
出願日: 2010年02月26日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】所望の細胞構成要素の領域を適正に特定し、この細胞構成要素上での所望の標的分子の発現の有無を視認性良く表示させること。【解決手段】本発明のある実施の形態の顕微鏡システム1において、高解像画像取得処理部453は、細胞コンポーネント同定用色素および分子標的色素を含む染色色素によって染色された対象標本SのVS画像を取得する。色素量算出部457は、VS画像の画素毎に、対応する標本上の位置を染色している染色色素毎の色素量を算出する。細胞コンポーネント同定処理部458は、細胞コンポーネント同定用色素の色素量をもとに、細胞コンポーネントの同定を行う。抽出条件設定部459は、細胞コンポーネントの領域内での標的分子の有無を抽出条件として設定する。標的部位抽出部460は、抽出条件を満たす対象標本S内の標的部位の領域を抽出する。表示画像生成部462は、標的部位の領域を表したVS画像の表示画像を生成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
顕微鏡を用い、細胞を構成する所定の細胞構成要素を可視化する要素特定用色素と、所定の標的分子を可視化する分子標的色素とによって染色された標本を撮像した標本画像を取得する画像取得手段と、 前記標本画像の画素毎に、対応する標本上の位置を染色している前記要素特定用色素および前記分子標的色素の色素量を取得する色素量取得手段と、 前記要素特定用色素の色素量をもとに、前記標本画像内の前記所定の細胞構成要素の領域を特定する要素領域特定手段と、 少なくとも前記所定の細胞構成要素上での前記所定の標的分子の有無を抽出条件として設定する抽出条件設定手段と、 前記所定の細胞構成要素の領域内の画素について取得されている前記分子標的色素の色素量をもとに、前記抽出条件を満たす標的部位の領域を抽出する標的部位抽出手段と、 前記標的部位の領域を表した表示画像を生成する表示画像生成手段と、 前記表示画像を表示部に表示する処理を行う表示処理手段と、 を備えることを特徴とする顕微鏡システム。
IPC (2件):
G01N 21/17 ,  G01N 33/48
FI (2件):
G01N21/17 A ,  G01N33/48 P
Fターム (21件):
2G045AA24 ,  2G045BA14 ,  2G045BB24 ,  2G045CB01 ,  2G045FA16 ,  2G045FB03 ,  2G045FB11 ,  2G045GB01 ,  2G045GC12 ,  2G045JA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB12 ,  2G059BB14 ,  2G059CC16 ,  2G059DD01 ,  2G059EE01 ,  2G059EE13 ,  2G059FF03 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ02 ,  2G059KK04
引用特許:
出願人引用 (3件)

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