特許
J-GLOBAL ID:201103099281330870
積層コイル部品およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西澤 均
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009057444
公開番号(公開出願番号):WO2009-133766
出願日: 2009年04月13日
公開日(公表日): 2009年11月05日
要約:
内部導体を構成するAgのマイグレーションを抑制するとともに、磁性体セラミック層と内部導体層の間に空隙を形成することなく、内部応力の問題を緩和して、直流抵抗が低く、かつサージなどによる内部導体の断線が発生しにくい、信頼性の高い積層コイル部品を提供する。 内部導体2の表面に金属膜20を分布させ、金属膜20を含む内部導体2と内部導体の周囲の磁性体セラミック11との界面Aには空隙が存在せず、かつ、内部導体2と磁性体セラミック11との界面Aが解離した状態とする。 磁性体セラミック素子の側面から、内部導体の側部と磁性体セラミック素子の側面との間の領域であるサイドギャップ部を経て、金属を含む酸性溶液を浸透させ、内部導体とその周囲の磁性体セラミックとの界面に酸性溶液を到達させることにより、内部導体の表面に前記金属を析出させる。
請求項(抜粋):
磁性体セラミック層を介して配設され、Agを主成分とする内部導体を層間接続することにより形成された螺旋状コイルを、磁性体セラミック素子の内部に備えた積層コイル部品であって、
前記内部導体の表面に金属膜が存在し、
前記金属膜を含む前記内部導体と前記内部導体の周囲の磁性体セラミックとの界面には空隙が存在せず、かつ、
前記内部導体と前記磁性体セラミックとの界面が解離していること
を特徴とする積層コイル部品。
IPC (3件):
H01F 17/00
, H01F 17/04
, H01F 41/04
FI (4件):
H01F17/00 D
, H01F17/04 A
, H01F17/04 F
, H01F41/04 C
Fターム (5件):
5E062DD04
, 5E070AA01
, 5E070AB01
, 5E070BA12
, 5E070CB13
引用特許:
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