特許
J-GLOBAL ID:201103099551623459

制振システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  佐伯 義文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-161833
公開番号(公開出願番号):特開2011-017167
出願日: 2009年07月08日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】複数の梁の振動を制御し得る有効適切な制振システムを提供する。【解決手段】制振対象の複数の梁(大梁3A、3B)と相対振動可能な状態で交差する支持梁5を設置し、該支持梁と各梁との交差部にそれらの間に生じる上下方向の相対振動によって作動する制振機構6をそれぞれ設置する。各制振機構を、相対振動によって錘が回転して回転慣性質量を生じる回転慣性質量ダンパー7と、該回転慣性質量ダンパーに対して直列に設置された付加ばね8とにより構成し、各回転慣性質量ダンパーによる回転慣性質量と各付加ばねの剛性と前記支持梁の剛性とより定まる各制振機構の固有振動数をそれぞれの制振対象振動数に同調させる。各制振機構による制振対象振動数を互いに異なるように設定する。支持梁を制振対象の各梁の腹部を貫通して架設する。支持梁をトラス梁ないしラチス梁とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
平行に架設される複数の梁を対象として各梁の上下方向の振動を制御するための制振システムであって、 制振対象の各梁と相対振動可能な状態で交差する支持梁を設置して、該支持梁と各梁との交差部にそれらの間に生じる上下方向の相対振動によって作動する制振機構をそれぞれ設置し、 前記各制振機構を、前記相対振動によって錘が回転して回転慣性質量を生じる回転慣性質量ダンパーと、該回転慣性質量ダンパーに対して直列に設置された付加ばねとにより構成するとともに、 各回転慣性質量ダンパーによる回転慣性質量と各付加ばねの剛性と前記支持梁の剛性とより定まる各制振機構の固有振動数をそれぞれの制振対象振動数に同調させることを特徴とする制振システム。
IPC (2件):
E04B 1/98 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04B1/98 K ,  F16F15/02 C
Fターム (8件):
2E001DG03 ,  2E001FA01 ,  2E001GA02 ,  3J048AD07 ,  3J048BC04 ,  3J048BF05 ,  3J048CB22 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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