特許
J-GLOBAL ID:201103099850139440

ベルト式無段変速機の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 光石 俊郎 ,  光石 忠敬 ,  田中 康幸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-237821
公開番号(公開出願番号):特開2001-065684
特許番号:特許第3654072号
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力軸側に連結されたプライマリプーリと、出力軸側に連結されて該プライマリプーリに対してピストン受圧面積が同一以下に構成されたセカンダリプーリとの間に、動力伝達を行うベルトが掛け渡され、プライマリシリンダ及びセカンダリシリンダに油圧を給排することで前記プライマリプーリ及び前記セカンダリプーリの各溝幅を相対的に変化させて変速させるベルト式無段変速機において、前記セカンダリシリンダへの供給圧を調圧する調圧弁と、該調圧弁を制御する第1電磁弁と、前記調圧弁により調圧された作動油を前記プライマリシリンダへ給排することで前記ベルト式無段変速機の変速比を制御する変速比制御弁と、該変速比制御弁を制御する第2電磁弁と、車両の運転状態に基づいて前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁を作動制御する電磁弁制御手段と、前記各電磁弁あるいは該電磁弁制御手段の少なくとも一方の故障を検出する故障検出手段と、該故障検出手段が故障を検出したときに前記セカンダリシリンダへの供給油圧を増大させるように前記第1電磁弁の制御圧を前記調圧弁の一端部側に導く第1作動油経路と、前記調圧弁の他端部側に配設されて前記第1電磁弁からの制御圧がないときに油圧ポンプの吐出圧導入ポートと吐出ポートとを連通するように前記第1電磁弁の制御圧に対抗する付勢力を発生する第1付勢力発生手段とを有する第1フェールセーフ機構と、前記調圧弁の吐出側と前記プライマリシリンダとが連通状態に維持されるように前記第2電磁弁の制御圧を前記変速比制御弁の一端部側に導く第2作動油経路と、前記変速比制御弁の他端部側に配設されて前記第2電磁弁からの制御圧がないときに前記セカンダリシリンダへの供給油圧導入ポートとプライマリシリンダとを連通するように前記第2電磁弁の制御圧に対抗する付勢力を発生する第2付勢力発生手段とを有する第2フェールセーフ機構と、前記セカンダリシリンダへの供給油圧と同圧の作動油が供給される作動油経路に配設されて該供給油圧が所定値以上になったときに該供給油圧を減少させる排出弁とを具えたことを特徴とするベルト式無段変速機の油圧回路。
IPC (4件):
F16H 61/12 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:68 ,  F16H 101:02
FI (4件):
F16H 61/12 ,  F16H 9/00 D ,  F16H 59:68 ,  F16H 101:02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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