特許
J-GLOBAL ID:201103099871524700

タイヤ加硫用分割モールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 伊章
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201041
公開番号(公開出願番号):特開2001-026020
特許番号:特許第4274339号
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2001年01月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 空気入りタイヤを加硫成形するためにその内径側にトレッドパターンの繰り返し模様の印刻を施したセグメントと、 上記セグメントを上下から挟む摺動面部を外径側に有し、内径側にはタイヤのサイド部を成形する成形面を備え、さらに外径側には当該セグメントを径方向で受圧する受圧面と、上記摺動面部の内面を構成し当該セグメントの径方向の移動を案内する摺動面とをそれぞれ備えた上型サイドプレート及び下型サイドプレートと、 上記セグメントの外径側にあって、当該セグメントとは相対的に上昇するとともに前記セグメントを上記摺動面に摺動させながらモールドの外径方向に移動させ、前記セグメントとは相対的に下降するとともに前記セグメントを上記摺動面に摺動させながらモールドの内径方向に移動させ、さらに閉型時にこの内径方向に従動して移動した上記セグメントを、当該コーンリングと上型サイドプレートと下型サイドプレートとの間で構成される空所に加圧しながら押し込み、加硫時にはセグメントが受圧するモールドの内部圧力を受け止めるコーンリングとを備え、 上記セグメントを熱膨張係数が鋼の少なくとも1.7倍である金属材料で構成するとともに、上記コーンリングと上記上型サイドプレート及び下型サイドプレートをそれぞれ鉄系材料で構成し、 閉型時において、コーンリングの高さから上型サイドプレートの摺動面部の厚みを差し引いた隙間の寸法Hinとセグメントの高さHsの関係を、 室温では、Hin>Hs 加硫温度では、Hin<Hs とし、 さらに、円周率をπとしたとき、セグメント受圧面の内径の合計周長Lsiとπとの比Ds=Lsi/πと、上型サイドプレート及び下型サイドプレートの受圧面の外径Dpとの関係を、 加硫温度において、Ds<Dp として、 すべての単位をmmで表したとき、室温でのセグメント高さHsと前記高さHinの差Hin-Hsが0.0004Hs〜0.0008Hs、さらに前記DsとDpの差(Dp-Ds)が加硫温度において0<(Dp-Ds)<0.0002Dpであって、 閉型時、加硫温度で熱膨張した上記セグメントが、各セグメント間、及び当該セグメントと上型サイドプレート及び下型サイドプレートの各受圧面及び各摺動面との間で自己加圧する構成であって、 さらに当該セグメントが前記コーンリングの下降に伴う加圧力によって前記空所に押し込まれ弾性変形されて型締めされることを特徴とする空気入りタイヤ加硫用分割モールド。
IPC (7件):
B29C 33/02 ( 200 6.01) ,  B29C 33/38 ( 200 6.01) ,  B29C 33/42 ( 200 6.01) ,  B29C 35/02 ( 200 6.01) ,  B29K 21/00 ( 200 6.01) ,  B29K 105/24 ( 200 6.01) ,  B29L 30/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
B29C 33/02 ,  B29C 33/38 ,  B29C 33/42 ,  B29C 35/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K 105:24 ,  B29L 30:00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • タイヤ加硫成形用金型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-241106   出願人:横浜ゴム株式会社
  • 特開昭62-025016
  • 特開昭55-139246
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