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J-GLOBAL ID：201202102113852784   整理番号：12A0742229

沖積錐の斜面傾斜とプロセスに関する地形実験

A Geomorphic Experimental Study on the Slope Inclination and Processes on Alluvial Cones

著者 (1件)： 山本憲志郎 (中央学院大 商)
資料名： 北海道地理  (Annals of the Hokkaido Geographical Society)
号： 76  ページ： 1-7  発行年： 2002年04月30日 
JST資料番号： L8396A  ISSN： 0285-2071  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖積錐斜面の傾斜と発生するプロセスに関する関係を明らかにするために,簡略な地形実験を行った。ローム質土の盛土の実験斜面をつくり,斜面に給水して発生した砂礫の流動様式を観察した。その結果,沖積錐斜面に認められる深く下刻した流路は供給岩屑の減少が原因となって形成される可能性が指摘された。

シソーラス用語： 斜面 ,  *地形 ,  屋内試験 ,  扇状地 ,  *沖積地

分類 (1件)： 自然地理学  (DF01000Z)

引用文献 (10件)：

• 池田宏・伊勢屋ふじ子・小玉芳敬 (1993) : 大井川上流の沖積錐における岩屑の移動・堆積. 筑波大学農林技術センター演習林報告, 9,149-173.
• 伊勢屋ふじ子・小玉芳敬・池田宏 (1995) : 岩屑の移動様式の急変にともなう沖積錐の成長と開析. 地形 (1995年春季研究発表会講演要旨), 16,310.
• 磯望・山川克己・半澤宏・松原敏子 (1980) : 岐阜県高原川流域における土石流による岩屑供給と沖積錐の成長速度. 地理学評論, 53,699-720.
• 磯部一洋 (1990) : 茨城県筑波山・加波山周辺の緩斜面堆積物の形成について. 地質調査所月報, 41,357-371.
• 江頭進治 (1988) : 土石流の流動機權.「災害地形最前線」, 63-82, 奥田節夫教授退官記念事業会.

タイトルに関連する用語 (4件)： 斜面傾斜 ,  プロセス ,  地形 ,  実験