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J-GLOBAL ID:201202200011398274   整理番号:12A1777970

固有トリプトファンによる応答関数構築と不均一蛋白質水和を調べることの妥当性

Validation of Response Function Construction and Probing Heterogeneous Protein Hydration by Intrinsic Tryptophan
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 45  ページ: 13320-13330  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質の溶媒和動力学は部位特異性を有する多重時間規模で通常起こり,このような不均一動力学の特性化は便利な光プローブを必要とする。固有トリプトファンを用いる方法論を提案して,部位指向変異誘発により蛋白質表面周りの何らかの所望位置を調べるためTrp走査を用いることができた。ここでは,多重発光ピークと蛍光寿命を有するTrpのような蛍光プローブに対する応答関数構築に関する著者らが拡張した溶媒和モデルを報告した。著者らの系統的構築手法と初期超高速成分の潜在的欠損割合の注意深い解析を示した。ここで,解析にはフェムト秒時間分解蛍光スペクトルの直接地図化(3D FRES)と蛍光過渡状態から構築したFRES(2D)の二組の方法を通して確立したゼロ時間発光スペクトルと限定的時間分解スペクトルを用いた。通常クマリン染料,固有Trp及び補因子フラビンを用いる溶媒和動力学(メタノール,水及び蛋白質)の再試験により著者らの拡張モデルをなんら疑念なく検証した。B1免疫グロブリン結合ドメイン蛋白質G(GB1)の突然変異蛋白質を用い,蛋白質水和(溶媒和)と特に水-蛋白質界面で水和層動力学減速に対する強力プローブTrpの普遍性を再度示した。これらの結果は著者らの拡長溶媒和モデルの必要性を正当化し,最新文献中蛋白質水和の混乱を明らかにして,不均一蛋白質動力学に対するTrpの汎用的光プローブを確立した。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  溶液論一般 

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