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J-GLOBAL ID：201202200012406289   整理番号：12A1191178

プロゲステロンはwobblerマウスの脊髄におけるミトコンドリア機能障害を防止する

Progesterone prevents mitochondrial dysfunction in the spinal cord of wobbler mice

著者 (10件)： DENISELLE Maria Claudia G. (CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  DENISELLE Maria Claudia G. (Univ. Buenos Aires, Buenos, ARG) ,  CARRERAS Maria Cecilia (Univ. Buenos Aires, Buenos, ARG) ,  GARAY Laura (CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  GARAY Laura (Univ. Buenos Aires, Buenos, ARG) ,  GARGIULO-MONACHELLI Gisella (CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  MEYER Maria (CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  PODEROSO Juan Jose (Univ. Buenos Aires, Buenos, ARG) ,  DE NICOLA Alejandro F. (CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  DE NICOLA Alejandro F. (Univ. Buenos Aires, Buenos, ARG)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 122  号： 1/2  ページ： 185-195  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は,筋萎縮性側索硬化症のモデル動物であるwobblerマウスを用いてプロゲステロン(PS)の神経保護作用の機構を検証した。webblerマウスの頚髄において,ミトコンドリア内の複合体I及びII-III活性が有意に減弱し,ミトコンドリア内のnNOS蛋白質レベルが増加したが,細胞質では増加していなかった。PSは頚髄の複合体Iの減少を阻止し,ミトコンドリアのnNOSを増加させた。wobblerマウスの運動ニューロンは,アミロイド前駆蛋白質免疫活性の蓄積が見られ,MnSODの活性と免疫染色度が低下した。PS処置はこれらの異常を防止した。これらから著者等は,PSの神経保護作用は,wobblerマウスの頚髄のミトコンドリア変性の減弱によるものと結論した。

シソーラス用語： マウス ,  脊髄 ,  ミトコンドリア ,  薬理作用 ,  *筋萎縮性側索硬化症 ,  病態モデル ,  チトクロームレダクターゼ ,  鉄-硫黄タンパク質 ,  複合酵素系 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  運動神経 ,  膜貫通タンパク質 ,  生物活性 ,  免疫染色 ,  *黄体ホルモン ,  *ミトコンドリア病 ,  *機能障害 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  NAD(P)Hデヒドロゲナーゼ【EC1.6.5】 ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： NAD(P)Hデヒドロゲナーゼ(キノン類) ,  nNOS ,  Wobblerマウス ,  アミロイド前駆蛋白質 ,  神経保護作用 ,  複合体I ,  複合体II ,  複合体III ,  免疫活性 ,  *ミトコンドリア機能障害

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  性ホルモン  (EB08050O) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： プロゲステロン

タイトルに関連する用語 (4件)： プロゲステロン ,  マウス ,  脊髄 ,  ミトコンドリア機能障害