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J-GLOBAL ID:201202200111667159   整理番号:12A0311749

Anadara trapeziaの金属に汚染された河口潟堆積物への暴露-量-応答関係 1.カドミウムを加えた堆積物

Exposure-dose-response of Anadara trapezia to metal contaminated estuarine sediments. 1. Cadmium spiked sediments
著者 (2件):
資料名:
巻: 109  ページ: 234-242  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム曝露量と応答の関係性を,カドミウムを加えた堆積物(10μg/gと50μg/g乾燥質量)に56日間曝露したAnadara trapeziaで調べた。A. trapeziaは,42日で,カドミウムの組織平衡濃度(それぞれ,13μg/gと25μg/g)に達した。えらは,肝膵や血リンパよりも極めて多いカドミウムを蓄積した。56日間の曝露後に,えらと肝膵に蓄積されたカドミウムの46%から73%が無毒化され,メタルチオネイン様タンパク質分画になった。両組織において生物学的に活性なカドミウムの約半分は,ミトコンドリア活性に機能障害をもたらす可能性のあるミトコンドリア分画にあった。カドミウムに曝露したA. trapeziaは,概して,総グルタチオン濃度の増大と酸化グルタチオンの増加によるGSH:GSSG割合の低下に伴うGPx活性の低下を示した。グルタチオンの径路の変化は,カドミウムに曝露したA. trapeziaの総抗酸化能に反映し,それは,標準の生物と比べて著しく低下した。カドミウム曝露の増加と共に脂質の過酸化が増加する傾向があったが,これは顕著ではなかった。カドミウム曝露の増大は,著しいリソソームの不安定性をもたらし,小核の出現頻度を増加させた。カドミウムの増した堆積物に曝露したA. trapeziaの顕著な曝露-量-応答関係は,堆積物の高い濃度が,生物学的に活性なカドミウムの負荷の増大と,個体のA. trapeziaの細胞及び細胞内レベルでの障害に導く可能性があることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  カドミウムとその化合物 

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