文献
J-GLOBAL ID:201202200125011809   整理番号:12A0790421

ポリビニリデンフルオリドとそのヘキサフルオロプロピレンとの共重合体の延伸フィルムにおける緩和過程と構造転移

Relaxation processes and structural transitions in stretched films of polyvinylidene fluoride and its copolymer with hexafluoropropylene
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 603-611  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: D0256C  ISSN: 0947-8396  CODEN: APHYCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリ(ビニリデンフルオリド-ヘキサフルオロプロピレン)(P(VDF-HFP))と比較のためのそのホモポリマポリビニリデンフルオリド(PVDF)の非延伸および延伸フィルムにおける緩和過程と構造転移を,この低い係数強誘電体共重合体の電気機械特性の理解を目的として研究した。ガラス転移(αa緩和)における機械的応答と誘電応答の緩和時間が同様な温度依存性を示しているのに対して,ガラス転移以上での機械的と誘電的過程は関連性がなかった。それらは非晶質相内の連続的軟化過程と誘導体のαc緩和をそれぞれ示した。後者は無極性結晶のα相を構成している球晶ラメラ内のVDFセグメントの構造変化に帰属された。さらに,アニーリングまたは貯蔵中に非晶質相中に形成された二次微結晶の融解からの寄与も存在した。機械的には,この転移はゴムプラトーを終端させる弾性係数の促進された減少として非延伸および延伸フィルムに出現した。誘電的には,この転移は延伸フィルムにおいてだけ周波数独立損失ピークとして見えた。二次微結晶の融解はホモポリマにも現れるようであった。延伸は,ガラス転移以上での係数をわずかだけ増大させ,軟化過程にはほとんど影響しなかった。他方,延伸は自発分極を起こし,非晶相内に秩序を導入した。二次微結晶の融解は分極に追加の寄与を提供した。これらの発見はP(VDF-HFP)の比較的高い電気機械活性ばかりでなくその比較的低い熱安定性も説明するであろう。さらに,それらは部分結晶高分子における温度依存誘電測定の正しい手続きと解析のために重要であろう。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の成形  ,  高分子固体の物理的性質 

前のページに戻る