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J-GLOBAL ID:201202200125241090   整理番号:12A1384748

新規な生体適合性のPBSに基づく硫黄原子含有ポリエステル共重合体の分子構築ならびに固相状態の特性

Molecular architecture and solid-state properties of novel biocompatible PBS-based copolyesters containing sulphur atoms
著者 (6件):
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巻: 72  号: 11  ページ: 856-867  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: H0954A  ISSN: 1381-5148  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ブチレン/チオジエチレンサクシネート)ブロック共重合体(PBSPTDGS)を,該当ホモポリマ部分(PBS及びPTDGS)をTi(OBu)4の存在下に反応ブレンドすることによって合成し,エステル交換反応の影響を検討するべく分子状態ならびに固相状態での特性化を行った。13C-NMRによる解析によると,ランダム状組成の共重合体の程度が撹拌時間とともに増大することが示された。熱特性の測定から,全ての試料は半結晶性であり柔軟な非晶質と硬質な結晶相から成っていた。WAXD測定から,例外的な物理的混合は別にして,共重合体中には純PBSの結晶構造から成っていた。ポリマの機械的性質は結晶化度に相関していた。ランダム共重合体は結晶化度は最低で,弾性係数は小さく,破断時の伸びは最高となった。間接的細胞毒性を検査した結果,検討した全ポリマは全く生体適合性のものであった。更に,PBSPTDGS30及びPBSPTDGS240のフィルム上において,H9c2細胞を与えて14日に亘って細胞接着や細胞増殖を測定したところ正の結果が得られ,本研究の材料は生体組織工学への適用が興味ある分野である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  高分子固体のその他の性質 
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